ドローン体験会
本日、さいたま新都心ヨドバシカメラにて、ドローン体験会が開催されていました。
会場には、「ドローンジョ」というグループの女性の方が説明をされていました。
「ドローンジョ」では、女性ためのドローン情報サイトを公開されていて、女性のためのドローン勉強会などを開催されていてます。Youtubeなどでも数多くの動画を公開されているグループです。
ドローンに関するブログも非常に内容が濃いものを公開されています。
会場は、ヨドバシカメラの店内の一角で、2m四方の緑色のネットに囲まれていました。
少しの時間でしたが、初めてドローンの操縦を体験することができました。
操作できたのは、フランスのParrotのAnafiという機種とMambo Flyという機種の二種類でした。
Parrot Anafiは、2018年8月に発売されたばかりの機種で、4K HDR ビデオを撮影できるカメラが装備されています。
非常にスリムで格好良い形をしているドローンです。
少し高額な部類のドローンのため、初心者がいきなり購入するには少し躊躇われるものです。
一方で、Mambo Flyという機種は、Toyドローンと呼ばれる種類のドローンで、お手軽に購入することが可能な機種です。
Mambo Flyは、生産中止になっているので、在庫限りの販売になっているのでは無いかと案内をしてくれたお姉さんが言っていました。
どちらも前から非常に興味のあった機種なので、両方を操縦できる非常に貴重な体験でした。
操作もスマートフォンでの操作と、専用のコントローラでの操作の二通りを試させてもらいました。
とても小さな空間でしたが、初めての私にとっては十分でした。
Parrot Anafi
ネットが狭いので、思いっきりコントローラーを操作しないように注意され、そっとレベーを慎重に傾けることが必要でした。当たり前のことかもしれませんが、ふわっと空中にあがり、一定の高さで静止してくれます。
高度を変える。向きを右回転、左回転する。期待を左右に動かすという操作が可能です。ラジコンのヘリコプターをうまく飛ばすことができなかった初心者の私でも全く問題ありませんでした。
ただ、会場が狭いので、ちょっとレバーを傾けすぎると、すぐにネットにぶつかってしまうのが、怖かったです。
自由に思った動きをさせるためには、練習が必要だと感じました。
静止している状態は、非常に安定していて、リアルタイムに送られてくるカメラの映像もとてもキレイでした。
Mambo Fly
Toy ドローンなので、Anafiよりもさらに小型です。少しコントローラを触るとフワッと飛び上がり、空中に静止されるまでは、簡単でした。
しかし、先程のAnafiと違って、空中に静止させているつもりでも、店内の空調の風に吹かれて、ネットに向かっていってしまいます。
右に期待を動かしたいのに、左に流れていってしまい、何度か緑色のネットに絡まってしまいました。
難しいです。
体験させてもらったAnafiの動画がこれになります。
Parrot Anafi, Lion Rock Sunset (mgbb x Chiang) [4K HDR]
本当に高画質でキレイな映像です。
誰でもこんなに簡単な映像が撮影できるなんて、すごい時代ですね。
そもそも、ドローンとは
最近、ドローンの話題を良くネット記事で拝見します。
ドローンの価格としては1万円以下から、30万円のものまで様々なタイプがあります。
ドローンの語源は、ハチの「ブーン」という音を出して静止するのに似ていることからきているらしいです。
一般的にカメラが付いているものが主流ですが、カメラが付いていないものもドローンと呼ばれます。
遠隔で操縦できるものだけでなく、自動で自律的に動くものもあります。
ドローンの価格帯と性能の違い
最近のドローンには、低価格帯から、ほとんどのドローンに空中に静止した状態で撮影できるカメラが搭載されています。静止画しか撮影できないもの、動画が撮影できるもの、動画をリアルタイムにスマートフォンに伝送できるものなどの機能差があり、画質も720Pから4Kまで、ドローンの価格によって変わってきます。
最近の低価格帯(1万円以下)のドローンでも、結構綺麗な空撮写真が撮れるそうです。
また、VRカメラを装着して、ドローンから見た映像をそのまま操縦者の見た目のままになるような優れた機能をもっているものもあります。
低価格帯は、主に室内で、高価格帯は屋外でも可能という違いがあり、空中での安定性や操作性なども全然違うようです。高価格帯は、多少の風が吹いても同じ位置で静止することが可能ですが、低価格帯は、室内であってもエアコンの風でも流されていくくらい性能差があります。
ドローンは発展途上?
近年の技術の進歩によって、安定した静止動作ができるようになって、高画質な映像を記録できるようになりました。とても凄いと思います。
けどやっぱり、まだまだ操作が難しい。
安い価格帯のToyドローンは室内でさえも難しかったです。
Anafi クラスのドローンは安定していますが、やっぱり練習が必要だと思いました。
簡単な操作で離陸、着陸ができて、上昇下降、回転、前後左右の移動も簡単ですが、細かいところでは、やはり人間の操作が必要になってしまいます。
操作を間違うと、ぶつかりますし、落ちます。
建造物を破壊したり、人が怪我をするという事件がいくつか発生しているのをニュースで良くみるときがありました。
そのため、今では、街中では操作禁止となっていき、郊外の広場での利用しかできなくなってきています。
また、200g以上のドローンの街中での飛行は、許可申請が必要となっています。
この高額で、操作が難しいとなると、小心者の私はキャッチできないレベルの高さまで飛ばすことに対して、勇気が必要です。
途中でとまって落ちたらどうしよう、ぶつかったらどうしようと思うと、上で紹介した動画のように撮影するのは、私には厳しいです。
Toyドローンに関しては、ぶつけても良いかな。くらいの軽い気持ちでいられるので気楽で良いですが、さらにコントロールが難しい印象です。
普段の生活でコンパクトカメラの代わりになって欲しい
街中で友達連中と記念撮影をするために、ドローンを飛ばしたいです。
しかし、現在はそういった使い方はできないのでしょうか。
安心して飛ばせるような性能があれば、街中での飛行も緩和されるのでは、と思いますが、まだまだ時間と性能向上が必要そうです。
Google音声みたいに、
「私を空中から撮影してきて」「了解しました」ブーン
「私の上空から、周りの景色を撮影してきて」「まかせてください」ブーン
という風になりませんかね。
ドローンに期待すること
測量や空撮の分野では、非常に大事だと思います。
配送分野でもドローンの活用研究は活発みたいですね。(まだ実用性は遠い気がしますが)
地図上に、撮影ルートと撮影対象を設定して、スタートするだけで、勝手に撮影して帰ってきてくれるようになったら、多分購入するかもしれません。
さらに進行ルートの地形を3Dで解析して障害物避けながら飛行してくれれば、街中、林、トンネル等でも余裕ですね。
操縦者のコントロール範囲も気にしないですみますから、移動できるところまで飛んで高解像の撮影して帰ってきて欲しいです。
まだまだ、夢がある分野だと思います。
というか、そういうドローンを開発してみたいです。自動車の自動運転よりも簡単では?
旅行の際の携行品として、抜群です。
スキーとかで、滑っている自分を追尾して上空から撮影してくれた楽しそうですよね。
しかし、「雪山での使用は、雪が止んでいるときにした方が良いですよ。精密機器なんで」と本日の説明してくれたお姉さんからのコメントでした。