マリー・アントワネット?
今日も昼休みに食事を取るタイミングを逃したので、売店にで買うことにしました。
売店では、既にパンが売り切れていて、「カステラ」や、「マドレーヌ」「まんじゅう」類しかなかった。
これは良くあることで、その日の私の昼飯は「お菓子」になります。
そんなときに、いつも思うのが
「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない。」
マリー・アントワネットの発言したとされている名言です。
原文はフランス語で“Qu'ils mangent de la brioche” (彼らはブリオッシュを食べます)
ブリオッシュっていうお菓子のことを言っているらしいです。
詳しく、以下に記載されていました。
晩年以降に、ルソー曰く、これは彼女の発言では無いというのが有力となっているらしいです。
アントワネットが嫌われていたから広まったという作者の意見
一方で、こちらも基本は一緒ですが、何か違う
彼女の発言では無いという情報は同じです。
「(原料の)高いパンを食べることができないのであれば、(原料の)安いパンを食べればいいじゃない」
ということらしい。
パンよりも、ブリオッシュの原料の方が安いことは、当時のフランス人は知っているのでは無いかと思ったのです。
おわかりいただけただろうか?
そうすると、マリーアントワネットは、当時のフランス人からバカにされたのではなくて、すごいことを考える人だという尊敬の意味で広まったの?
それとも、ルソーが聞いた原文は、「ブリオッシュ」だけど、フランス市民の間で流布していたのは、やっぱり「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない。」という原文のままだったというのが正しいのかな?
教訓
ネット社会において、情報収集する際は、一つの情報のみで鵜呑みにせず、複数の情報を確認した上で自分なりに解釈して正しい判断をしましょう。
あとがき
私は、今後もフランス市民の中でマリーアントワネットを貶めるためにフランス市民が流布したものと思われる「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」(仮)を昼休みに食事できない度に考えることでしょう。