英語レベルが低すぎることを痛感できる本を見つけることができた。
来週はTOEICのテストということもあって、少しは勉強しておかなければと思い単語帳を引っ張り出したのですが、いまいちしっくりこないのです。
こんなことをしても、点数上がる気がしないのです。
過去問でもやってみて、できないさを痛感すれば、もう少しやる気がでるのかもしれないと想像して、過去問題集を買いに本屋へ行きました。
英語、英会話の関連書籍だけで、二列程の棚を埋め尽くすほどに書籍が並んでいました。
その中で気になった本がありました。
「世界一わかりやすいTOEICテストの授業 [Part 5&6 文法]」
リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」で講師をしている関 正生さんの本です。
以前に少し「スタディサプリ」を拝見したときに、すごくわかりやすい講義をされる方だと関心していたのですが、動画を見ていても頭に入ってこない私は、長続きしなかったのです。
この本、本当に分かりやすいです。
英単語をいくら覚えてもしっくりこなかった理由がわかりました。
そもそも、文法理解できてなかったです。
- 自動詞と他動詞
- 品詞としての前置詞、従属接続詞、副詞
- 名詞、形容詞、副詞、動詞
英語の文法のルールを理解するためには、これらの区別が正しくできていないとダメですね。
- 他動詞の後には、名詞が必ずくる
- 受動態の後には、名詞が来ない
- 後ろにSVが来るのは接続詞
- なくても良いものは副詞
そんなあたりまえのことなんですが、これらをTOEIC問題分をもとにして解説してくれるので、あらためて、「なるほど、なるほど」という感じで読みススメられます。
私の英語レベルは、この内容を理解しきれていないレベルなので、過去問題やっている場合じゃないなと痛感し、この本をもとに、[Part 5&6 文法] にだけ集中することに決めました。
一週間、これだけ頑張ります。
わかりやすい本の定義
実際に読んでいて、関心しまくっているところです。
この本では、私のレベルのものが、疑問に思うことを、全部説明してくれています。
間違うパターンを全部理解できているからこそできるのでしょうね。
また、非常にわかりやすい。このわかりやすさは、どれだけの「わからない人」に対して説明をしてきたかの経験からなのでしょう。
そして、一番気に入ったのが、その知識は、さも「あたりまえ」の情報のように説明をしてくれています。
これが、とても重要だと思います。
私のような英語レベルの低いものにとっては、英語に対して苦手意識、抵抗があります。
「そんなの気にするな、これさえわかっていれば大丈夫だ。」と言わんばかりの勢いで説明されると、そうか理解できて当然なのかと、今まで難しいと思っていた内容が入ってきます。
あたりまえのように教えれるって大事
小学生の頃の記憶にも、似たような経験がありました。
私には、5,6年離れた兄と姉が居ます。
私が小学校1年生のときには、兄と姉は高学年。
その兄、姉は、高学年の授業で習った内容を、一年生に対して「こんなあたりまえのこともわからないのか」と虐める訳です。(いじめでは無いかもしれないです。)
そうすると素直で純朴な私は、そうか、知っていてあたりまえなのか。と暗示をかけられ、同じレベルで理解してました。
私が小学校高学年になることには、中学を卒業している訳です。
そのため、あまり家庭で勉強も特にしなかったのですが、小学校、中学校で習う内容は、知っていてあたりまえのことという暗示のせいで、理解できてました。
そのため、中学を卒業するまでは、英語の教科も90点以下をとったことがありませんでした。
いま考えてみると、家で勉強しなくても、その状態だったので、勉強の仕方をしらないまま育ってしまったような気がします。
何故、英語ができないのか
中学卒業すると、理系の学部に入りました。
英語もドイツ語の授業もありましたが、あまり身につかず。
BASIC、FORTRAN、PASCAL、COBOL、C言語とかいう言語は、なんとか使えるようになりました。
しかし、英語は使うところがなかったので、すっかりサボってしまいました。
社会にでても、業務上、特に必要なかったので、さらに悪化していきました。
いまのご時世、このままだとまずいと痛感しているところです。
今回は、ちゃんと文法理解し直して望むことにします。