ソフトウェアエンジニアあるある
一般の方でも、パソコンが動かなくなったときに
「パソコンが死んだ。」
って言ってしまうことがあると思いますが
ソフトウェア開発の業界の人たちは、もっとひどいです。
凡例
ソフトウェアの動作を強制的に停止させること:「殺す。」
ソフトウェアの処理の一部を無効にすること:「首を締める。」
あるソフトウェアの動作が、他のソフトウェアと一緒にハングアップする:「道連れで死んでいる。」
ソフトウェアのいらなくなったプログラムを全部消して無効にする:「まとめて殺す。」
ゾンビプロセスになる原因:「子供がいるのに、親が先に死んだ。」
プロセスを停止させるルール:「子供を先に殺してから、親を殺す。」
想定していないバグでハングアップする箇所をみつけた:「こんなところで死んでやがる」
もう、グーグルアドセンスのポリシー違反になりそうです。
これは、私の職場だけでは無いですよ。 ^^;
え?言わない??
ソフトウェア開発の現場で、日本中で交わされている共通語です。
言葉だけ聞いていると、世界は世紀末です。
殺伐とした世の中ですね。
使用例
ソフトウェアエンジニア同士で、ソフトウェアの不具合の話になったときにのシチュエーションで、こんな会話が繰り広げられます。
A:「また死んだんだって」
B:「なんで?」
A:「原因不明」
B:「そういうときは、順番に殺していって調べるしかないんじゃない」
A:「そうだね。明日朝から殺しまくってみるかな」
通訳すると、以下のようになります。
(ソフトウェアエンジニアには、以下のように脳内変換されています。)
A:「また、システム停止したって」
B:「なんで?」
A:「原因不明」
B:「そういうときは、(原因特定するために)関係なさそうなところからプログラムの実行している数を減らしていって、どのプロプログラムが原因なのかを絞り込んでいくしかないかもね」
A:「そうだね。明日から地道に調査してみるよ」
こんな会話を電車の中でするのは、やめましょう。
一般の方が聞いたら通報してしまいます。
会社の中だけにしてほしいものです。
注意事項
ソフトウェアエンジニアの中では、普段何気なく使っている会話でも、一般の方からしたら、謎の会話が他にも良くあります。
近くにソフトウェアのエンジニアが居たら、是非観察してみてください。
たまに変なこと口走りますよ。
「さっき走り出したら、とまらなくなっっちゃってさ。結局、殺しちゃったよ」
とかもあります。
みなさん、決して悪気は無く、命を大事に思っていますので安心してください。
自分たちの作ったソフトウェア、扱っているソフトウェアがカワイイあまりに擬人化してしまっているだけですから。
「道徳教育からやりなおしてやる」とか言わないで、あたたかく見守ってあげてください。