さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

関東地方に今年最強の台風が訪れました。

台風一過

本当に激しい雨を伴った台風だったと思います。

私の住んでいる場所は、偶々高台にあり、水害マップからもマークされていない地域でしたので、今回の台風についても大きな心配をしなくて済みました。

しかし、関東全域のほとんどの地域の方は、河川の氾濫や決壊が心配となった台風だったと思います。

これだけの狂った降水量を及ぼした台風が関東を直撃したにも関わらず、東京23区の被害がほとんど発生しなかったことが驚きです。

一部、世田谷で浸水被害がありましたが、もともと懸念されている地域で、堤防強化の話題があったところに対して、地元の方々が反対されていたのだと聞きました。

それなら起こるべくして起こったものだと感じました。

東京23区のすぐ外の川崎、八王子、さいたま、千葉、茨城と、たくさんの被害が発生しています。しかし、東京23区内では、ほとんど被害無しでした。

東京23区の手前で氾濫させて、東京23区内の水の量を調整しているのでしょうか?

すごい首都機能です。

普段、荒川とか利根川とかの恐ろしく無駄に広い川幅に感じていた土地が全て水で埋まり、正しく河川として機能することが、本当にスゴイ。しかも、それでも溢れる可能性がある場合に、手前で氾濫するように計画して作られているというから、人間の考えられる範囲を超えている気がします。

これを考えて計画した人間は、神の領域で物事を考えているように思えます。

これだけの雨量が関東全域で発生した場合のことを想定するのは、常人には無理です。

実は、偶然そうなっていただけなんじゃないかと思う。

人間の予測できる範囲を越えているのは、間違いないです。

 

今回も政治家が、予想以上に被害が少なくて良かったという発言をして問題になっているが、本当にそう思う。きっと誰もが首都壊滅を予想していたと思う。

偶然地方の河川が決壊して救われただけだろう。これがなかったら、首都の治水機構は保たなかったに違いない。

 

今回被害に遭われた方々には、一日も早い復旧をお祈りします。