さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

映画『スペシャルアクターズ』(上田慎一監督作品)について、ちょっと偏った感想

観てきました。

special-actors.jp

「カメラを止めるな!」の上田慎一監督作品

10月18日からの全国公開で、今日が公開3日目。

21時から23時までのMOVIXさいたまは、基本ガラガラでした。

この作品のシアターも、お客さんは4人くらいでした。

シアターに入ったときには私のみだったので、貸し切りかと思うほどでした。

他のシアターも含めて、お客さんがほとんど居ませんでしたので、客の多さで人気度を感じるということは難しい状況でした。

とにかく、空いていて、個人的には良かったです。

 

まず、この映画「カメラを止めるな!」と同様に、出演者全員が知名度0です。

『スペシャルアクターズ』はまたもやワークショップで発掘した、個性豊かなノンスター俳優たち15人と抜群のチームワークを見せる快作に仕上がった!

本作は、「作家主義」×「俳優発掘」を揚げ、2013年に始動した【松竹ブロードキャスティングオリジナル映画プロジェクト】の第7弾企画となるもの。オリジナルの脚本の下、ワークショップで発掘した俳優たちによる演技が高い評価を受けている企画で、今回はシリーズ最多1500通を超える応募者があり、2日間のワークショップを経て、ユニークな経歴のメンバー15人が選出された。

INTRODUCTIONより引用

しかも、メンバーを決めてから、ストーリー作っているらしいです。

本当に、鬼才だなと思います。

ノンスターという誰も知らないキャストを使いたい気持ちは良くわかります。

映画って、知っている役者さんが出演していると、役名でなくて、役者さんの名前が先に頭に浮かんでしまうものです。

例えば、Oさんが主役をやっている映画を観たとして、いくら役にハマっている演技をしていたとしても、やっぱり主役は、Oさんだったと感じてしまいます。

映画を作る側からしたら、誰が演じているかは気にしてほしくないものだと思います。

どんな映画だったかを一番印象付けたいものだと思います。

だから、この監督 上田慎一さんも、そこに拘っているのだろうと感じました。

 

しかし、不思議なものです。この映画、ずばりB級という雰囲気が満載なのです。

わざとなのか、無意識なのか。

前回の作品は、予算が無かったと聞いていますので、B級感が滲み出るのもしょうがないと思ったのですが、今回はさすがに予算あったはずですよね。

カメラワークも編集も音楽も、面白いほどにB級でした。

結局、ノンスターの役者さんの動きも、微妙にぎこちないところが多くてB級感が増しています。

「スペシャルアクターズ」は、そのB級感が、結果的に面白いのかもしれません。

そういうB級への拘りを感じれる良い映画です。

 

B級への拘りは、最近の予算を大量につぎ込んで作る映画、音楽が良いけど、中身が無い映画、内容無いのに役者の演技に頼りすぎている映画・・・などに対して反発しているのだと思います。

終始ドタバタとして、にぎやかな映画でした。

途中謎なストーリーはいくつか引っかかっるものが残りましたが、最後はキレイにまとまった内容になっていて、後味のスッキリとした映画でした。悪くないです。

 

ただ、もう少し、もう少し捻ったストーリーや演出があっても良かったのにな。と個人的には感じてしまいました。あと5回書き直す時間があれば、完璧にできるのにと思えました。

 

ひねくれた感想になってしまいました。すみません。

 

皆さん、是非、これからの上田慎一監督のさらなるチャレンジに期待して、この映画を観ましょう。

金かけてつまらない映画が増えている中、この映画は十分に面白いです!