お題「#おうち時間」
緊急事態宣言 全国対象 今月31日まで延長決定しました。
まぁ、予想通りで何も驚きがないのですが、ひどい状況です。
数年後に見たらお笑いになるような事件が多数です。
- 県境で、他県ナンバー狩り。
- 他県からの観光客を寄せ付けないために、植物園の花を刈りまくる。
- 換気が良いか、マスクを着用しているかは気にせず、パチンコ自粛
- 公園の遊具は使用禁止
- 換気の良い屋外喫煙所の閉鎖
- 外で一人で散歩、ジョギングするのにマスク着用
皆さん自粛期間で「STAY HOME」しなければいけないのだと思いますが、その間に、ぜひ観ていただきたい動画があります。
どうせすること無いのなら、観て欲しいです。
動画の内容をサマリーしておきますが、私の下手な説明よりも、動画を実際に観ていただいたほうが良いです。
緩和ケアちゃんねる・かんわいんちょー
もともとはガンの緩和ケアを行っているお医者さんです。
1月の後半ごろからコロナウイルス関連の情報をとても多く発信してくれています。
その頃からずっと視聴させていただいていて、お世話になっています。
非常に勉強になります。
動画では、いろいろな学術資料をもとに説明してくれています。
最近では、プレボテラ?はデマであること、新型コロナウイルスの死因は、肺炎では無く、血栓という噂を否定する動画を配信されています。
この情報は、日本語で検索すると怪しい情報が上位にあがるそうです。
しかし、英語で検索すると、沢山のpageでデマであることを説明したページがhitしているとのこと、この動画でもデマである理由を説明してくれています。
デマなので注意してくださいね。デマを否定する側も大変ですね。
論文だから、正しいと思ってしまう人が多いですが、間違った論文も多いです。
その他の動画でも、実際の論文をもとに、信憑性なども含めて説明をしてくれています。
若干難しい単語が多いかもしれません。それでも知るべき情報を整理して説明してくださっています。
新型コロナ空気で伝染るか
- エアロゾル感染の仕組み。
- 簡単にはエアロゾル化しない。
- エアロゾル化したウイルスが3時間滞在するという論文があった。
- プラスチックとステンレスでは存在期間が長かった。
- 銅の上では4時間程度
- ダンボールは24時間
- エアロゾルは、1時間後には半分、3時間後にも微量のウイルス
- プラスチックは5.6Hで半減、プラスチックは6.8Hで半減。
- ダンボールにも個体差が大きい。
- それぞれのデータがSARSのときと似通っている。
- 論文ではエアロゾル感染の可能性はあると記載されている。
また、消毒についても論文を紹介されています。
- 効果が低いもの:ベンザルコニウム、クロルヘキシジン
- 効果が高いもの:エタノール、0.5%過酸化水素、0.1%次亜塩素酸ナトリウム
- 効果が高いものでは、1分以内に消滅する。
・・・・。
空気感染の可能性の低さについても、続けて説明しています。
内容濃すぎて、サマリーしようがありません。やっぱり動画みてください。
ウイルスが残留しているダンボールをさわったからといって、必ず手にうつるわけではありません。
日常の環境でエアロゾル化されるとは思えない(可能性は低い)。医療現場では発生の可能性がある。
また、重症の方はウイルスを多数排出する可能性があるが、軽症者が多数ウイルスを排出する事例も無い。
そのため、飛沫感染が基本であり、手洗いをしっかりしましょうと締められています。
マスクが不足
マスクに対しての正しい知識、理解をあらためて説明してくれています。
医療現場では必須です。医療現場での正しい使い方も大事です。
動画の中でも「マスクよりも、手洗いの方が大事です」を繰り返し言われています。
コロナのよくある質問ベスト7に現役医師が論文等から本音で回答します
7位:便から伝染るのか?
27日程度ウイルスを含んだ便が排出される。SARSと同じという報告がある。
しかし、ここから感染する可能性は0では無いが、現時点ではそれを濃厚に示唆する報告も無い。だから、心配しすぎなくて問題ないとのこと。
6位:蚊がうつすのか?
コロナウイルス系含めて、蚊で媒介する証拠が現在ない。
5位:水でうつるのか?
プール、風呂、スパでうつる証拠が無い。飲水からの感染も報告されていない。
4位:声でうつるのか?
合唱、ライブハウスなどで大きな声を出す状況では、粒子をたくさん放出する可能性が高いとのこと。閉鎖された会議室での会議等でも多くの感染例があるため、十分関連性があると認められる。
3位:子供のリスク
重症になる可能性は0では無い。
2位:夏になれば改善する
多少の影響はあると予測されているが、安心できない状況と思われる。
1位:抗体ができるか?抗体が機能するか?
まだ、世界中で検証されている状態ではあるが、以下のような報告があると紹介されていた。
175人中1/3は抗体価が低かった。
30~40日で抗体化が高い。
症状が思い方が抗体価が高い。継承が多い若い方の抗体形成不十分
SARSのときは2年程度、抗体価が保たれていた報告があり、同じことが期待できそうだとのこと。
それぞれについて、いろいろな学術報告をもとに説明がされています。
不明な部分もしっかりと説明されているので、安心して説明を聞くことができます。
皆さんも動画見てください。そして、たくさんの方々に説明してあげて欲しいです。
アビガン、レムデシビル、アクテムラなどコロナ新薬の本当の実力を最新論文から解説
それぞれの薬に対して、現在の状況をまとめていただいています。
わかっていること、わかっていないことを動画にしていただいています。
皆さん、薬は、ワクチンだけじゃないのですよ。
テレビのワイドショー等で良くわからないことを言われているよりも、よっぽど内容がしっかりしています。見るべきですよ。
ファビピラビル=アビガンは、情報不足。
トシリズマブ=アクテムラ(関節リュウマチ用薬)の効果がフランス、中国、アメリカ等で非公式に出始めた。サイトカインIL6の阻害薬として効果が期待できそう。
レムデシビルは、認可間近。中国では効果が無いとの報告論文をWHOが紹介していたが、その後効果がある報告がいくつか出始めている。しかし統計的に効果を認められるものでは無いようです。
他にもいろいろな研究が世界中で行われている状況を知ることができると、少し安心できます。
藤井聡
【緊急事態宣言・出口戦略編】京都大学レジリエンス実践ユニット 新型コロナウイルス対策 Part4(解説:藤井聡ユニット長)
京都大学大学院教授 藤井聡さんが、今回の新型コロナウイルスに対しての緊急事態宣言の政府方針に対しての問題点、解決案というのを説明されています。
前述の「かんわいんちょー」の説明を一通り見て、新型コロナと、コロナ類のウイルスの特徴と不明点等を理解した上で、この動画を見ると、とてもわかりやすいです。
理解しかできません。理解できないはずがないです。
しかし、いつの時代も、頭の良い方は、馬鹿にでも理解できるように説明することが苦手なのが残念だと思います。
ガリレオが地球が丸いという地動説を唱えたときに、誰も理解できなかったときと同じです。
この先生の説明を国民が理解し、実践できるようになるには、地球が丸いのを理解してもらうのと同じくらい大変だろうなと思います。
その点、政治家の方々、都知事、国会議員のレベルの方は、誰にでも影響を与える説明をするのが上手いですね。科学的根拠を全く気にさせず、国民全体を妄信的にコントロールしてしまいます。
大学教授が語る正論を政治家の言葉で翻訳した上で国民全体に説明しなおすことが、もっとも重要で、効果的だと思いました。
「接触機会8割減」から「感染機会8割減」を目指すのが正しいと思えませんか?
今の日本は、そう思える人を増やすべきだと思います。
皆さん、正しく理解して、正しく恐れましょう。
コロナウイルスの対策とは、全員で実践できるようにしないと対策が成立しないと思います。理解できていない人が居ては成立しません。皆と共有しましょう。
次の自粛解除判断のタイミングまでに、理解してくれる方の比率が大幅に増えることを切に望みます。