さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

今の開発現場に不満はあるけれど、転職を選択するのも悔しいと思う気持ち

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あっというまに令和3年も6分の1が終わりました。

早いものです。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

まだまだ寒い日が続きますが、お体に気をつけて、健康に過ごしてください。

コロナ自粛が続く毎日

年明けてから、あいかわらずブログの更新が滞っています。

ブログの更新が久しぶりなので、書き出しの文章体から、おかしい気がします。

2ヶ月間、あっという間でした。

仕事はしてましたが、それ以外は何もしていないような気がする2ヶ月でした。

緊急事態宣言もあり、飲食店は午後8時で閉店。外出自粛も言われていることもあって、どこにもでかけないように努力して過ごす毎日です。

休日は隣の駅まで歩いて散歩に行ったりするくらいです。

本当にもったいない過ごし方だなと、実感します。

何かしなきゃいけないとは思っている

私の場合、今の職場に就いてから、結構な年月が経っています。

その間に、会社の環境が改善されたり、改悪されたりを繰り返しながら、大きく変化してきました。町工場のようなプレハブの職場から、自社ビルになり、経営悪化で自社ビル売却し、人が増えて、人が減ってを繰り返しています。

この職場に就いた頃からは、想像もできないような環境の変化が起きています。

今年の1月も多数の退職者が居ましたし、この3月も長く一緒にソフトウェア開発を行ってきた方が退職していきます。

いろいろな方が、それなりの役割をもっていて、作業を分担して成立していた状況だったので、退職者が増える度にシワ寄せが私のところに来ます。

そういうことを繰り返している間に、雑用全般から、設計、マネジメントまで行えるスーパーエンジニアになってしまいました。

実際、会社の売上があがっていないので、人を増やすことは難しい状況なのも、十分良く理解できます。

しかし、そういうときにエンジニアを削減することで対応していたら、売上を立てるモノ(商品)も創り出すことができなくなります。そして、また人を減らすしかないという悪循環に陥ります。

残念なことですが、大きくなってしまった私の職場では、経営層と設計メンバーは非常に遠い距離にあります。設計メンバーが困っている実情や、考えていることは、経営層には伝わらなくなってしまっています。

今後、いままで行ってきたような大規模な開発プロジェクトが発生したとしても、現在の社内リソースでは困難になっています。海外リソースを活用しなさいと言われていますが、社内で過去の経緯等を共有できているメンバーと設計を進めていくよりも、効率が悪くなる開発になることは間違いないです。

現在の開発現場で、今、何をするべきか

「何をするべきか」を考えるときには、「何をしたいのか」が重要です。

開発現場に不満があるので、転職をするというのも一つの選択肢だとは思います。

しかし、今の開発現場において、何が課題なのか、どのように改善するべきなのかを理解できているのは、開発現場に居る設計のメンバー達です。私も良く理解できています。 

そういう状況において、現在の職場に残って、やりたい開発を続けられないというのは何となく悔しいと感じてしまいます。

これまでも、ソフトウェア開発において問題と感じてきたことを、一つ一つ改善提案して、会社のプロセスに落とし込んだり、環境改善したりを繰り返してきて、今の現場があります。

しかし、設計のノウハウや、コツを共有してきた若いメンバーや、一緒に設計してきたメンバーの殆どが、もう既に在籍していないのです。

ここで諦めるしかないのかという残念な気持ちが強いです。

 

ソフトウェア開発ができるメンバーを全員引き連れて独立しようかなと数年間思っていたりはしています。そのやる気も根性も私にはハッキリ言って無いです。

ソフトウェア開発のベンチャー企業を起ち上げて成功している若い社長さん達をSNS上で見かけますが、本当にすごいことだと思い尊敬します。

 

本当に、今、何をするべきなんでしょうね。

悩んでいる間に、時が経っていきます。

 

お題「#この1年の変化