最近、Amazon Musicや、Youtubeなどで曲を聴く機会はとても増えています。
iTuneで曲を購入することもあります。
すっかりDigital Musicの時代ですね。
しかし、そんなDigital Music時代の一番の不満は「歌詞カード」が付いてこないことです。
だから、私は、気に入ったArtistやAlbumのCDは、いまでも購入することが多くあります。
そもそも、なんでCDと同じ価格でDigital販売しているくせに、歌詞カードをつけないのか納得いかないです。
それはさておき、歌詞が良い曲って、本当に沢山あると思います。
いろいろと最近流行の曲を聴いてはみるのですが、結局 岡村靖幸のAlbumをLooopしてしまっています。最新のAlbum『躁』良いですよ!
ふと、そのAlbumに含まれている歌詞の良さを伝えたいと思ったのです。しかし、歌詞をブログに書いて良いのだったかな?と疑問が湧いたので、再確認してみました。
ここを読んでくれている方も、あらためて一緒に確認しましょう。
ブログに歌詞を載せる場合の注意点をおさらい。
基本は引用です。
書籍『クリエイターのための権利の本』の一部をWeb担向けに特別にオンラインで公開していただいています。
それぞれについて、事例や具体例も踏まえて説明されているので、とてもわかりやすいです。
他にも、以下のような内容があります。
どれも非常にわかりやすく、役に立つ内容ですので、ブログやYoutube等、SNSを利用されている方、自分でデザインしたWEBサイトを公開しようとしている方も必読です。
- クリエイターが知っておきたい「著作権」とは?
- 建物に著作権はある? 写真の撮影許可は必要? トラブルになるポイントを解説
- 商用フォントを使ったロゴやタイトルの著作権はどうなるの?
- 有名なキャッチコピー・キャッチフレーズには「著作権」がないから、勝手に使っていいの?
- 著作権と引用の5条件! 動画や歌詞を掲載する場合の注意点とは?
- コンペで採用されなかったデザインが勝手に使われた! これって料金請求できるの?
ブログ等に、歌詞を掲載することに対しては、基本的に『引用の5条件』というものを説明されています。
- 公表された著作物であること
- 「引用」であること
- 引用による利用行為が「公正な慣行」に合致し、「引用の目的上正当な範囲内」であること
- 出典の明示
- 引用部分を改変していない/引用した文章を勝手に編集してはいけない
詳細は、ぜひ上に貼ったLINK先をしっかり読んでください。
まず、未発表の歌詞はNGです。
音楽のプロの方の未発表の歌詞を入手する機会なんて滅多にないので、一般人の我々には関係ないとは思います。たとえば、トイレの壁の落書に文章があって、それが音楽CDになったとしても、トイレの壁の落書の時点で、既に著作権は放棄されているものとみなしてもらいましょう。
とにかく、引用であることをわかりやすく記載していることが大事です。
そして、あくまでも引用なのですから、本文が必ずあってこその引用です。
最後に、引用するのですから、元の内容から改変したらいかんのです。
ここまでをしっかりと意識していれば、歌詞を引用するのは問題ないということでした。
じゃぁ、どこまでが歌詞として認められるのでしょう。
ブログの文章の中で、唐突に歌いたくなることがあるとするじゃないですか(無い?)
「ぶー、ぶー、ぶーしゃからか、ぶー」とか。
「ぺんぺんぺんぺんぺんぺん草」とか
これって、本文とはあまり関係している引用とは言えないかもしれない。今回は、関係した引用かがわかりにくいことを説明するための引用ですが・・・。
そもそも、歌詞なの?って思う文章は、歌詞の引用になるのでしょうか?「これはある曲の歌詞です。」という説明をしなければならないものは、歌詞だと認められないかもしれません。
それでも、既にリリースされている楽曲の歌詞をブログ等で利用する場合は、どちらともとれるから問題なしと思わずに、必ず上の『引用の5条件』を注意しながら利用するべきです。
著作権の問題は、本当に難しい
著作権の問題って、本当に難しいです。
私は、ソフトウェア開発現場で働いていますので、常に著作権の問題は気にしながら仕事をしています。たとえば、警告音だったり、ボタンの形だったり、文章、アイコンのデザイン。どのアプリケーションでも利用されているデザインであれば侵害のリスクは低いのですが、ちょっと凝ったデザインをしてしまうと、たちまち盗用の疑いが発生するリスクが無いかのチェックが発生します。たまたま自分が考えたデザインが、誰かと一致してしまっただけでも、訴訟問題に発展するケースもあります。
そういうことを常に考える仕事を長年していても、やっぱり著作権の問題っていうのは非常に難しいです。
さらに、引用?参照?参考?転載?これ以上は、読めば読むほど混乱してきます。
引用・参考・参照・転載の違いと使い分け。書き方のルールを例とともに紹介!|ferret
皆さんも、気をつけてください。
最後に
この記事の内容が引用の塊です。参考にさせていただいた引用先には、あらためて大変勉強になりました。しかし、一般的な(公な)決まりごとを様々なサイトで表現を変えて説明されているのですから、この記事の文章は、はたして引用なのか、それともただLINK先のわかりやすさを紹介しただけになるのか・・・。難しいです。
※本ブログの中で引用させていただいた歌詞は以下の曲の中の歌詞です。
こういう動画のLINKをブログに貼る場合も、LINK先の動画が著作権侵害を犯している場合はNGです。LINKを貼った人も罪に問われる可能性があります。
しかし、今回、ここで貼ったLINKはご本人がYoutubeに公開している動画ですのでOK、Safeです。
まぁ、気にしすぎてもブログ書くのが楽しくないというのも、わかります。
実際、乱用したり等、よっぽど酷いことしない限りは大丈夫なケースが一般的です。
しかし、著作権というものは、常に意識はしておいた方が良いというのは間違いありません。
ちなみに、今回利用させていただいたTOPの画像は、フリー写真素材ぱくたそ からお借りしたフリー素材になります。リンク先に利用規約がありますので、しっかりと確認して利用しましょう。
原則的にクレジットの表記やご利用報告の義務はありませんが、していただけると運営のモチベーションアップに繋がります。
利用規約には、このように記載されていますので、毎回ブログで、上記のような説明を記載は不要ですね。ありがたい。