Raspberry Piの起ち上げしたときにおこなったことを残しておこうと思います。
あくまでも、この内容は2020/3/14時点の内容になります。
先日の内容で、「Raspberry Pi Imager」を使って、マイクロSDカードにOSイメージを作成して、Raspberry Piに挿入、電源ONで起動できてしまうわけです。
起動すると、このようにいろいろな画面を起動できる状態です。ほとんどWindowsやMac、Ubuntu Desktop等の画面と変わりません。
LXTerminalを起動して、"lsb_release -a"を入力すれば、以下のように出力されます。
これで現在のRaspberry Pi OSのVersionが確認できます。
- pi@raspberrypi:~ $ lsb_release -a
- No LSB modules are available.
- Distributor ID: Raspbian
- Description: Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
- Release: 10
- Codename: buster
もし、これよりも新しいVersionが表示されるようであれば、このページの内容は古くなってしまっているので、別のsiteを探したほうが良いかもしれません。
Raspberry Pi OSのdefault状態
画面左上のRaspberryアイコンから、各種プログラムが起動できるように、最初からいくつかのソフトが入った状態になっています。
- プログラミング - 「Geany」と「Thonny Python IDE」いうIDE
- インターネット - 「Chrorium」
- サウンドとビデオ - 「VLCメディアプレイヤー」
- グラフィックス - 「イメージビューアー」
- システムツール - 「Fcitx」
- アクセサリ - 「Calcilator」「LXTerminal」「PDF Viewer」「Raspberry Pi Diagnostics」「SD Card Copier」「Text Editor」「Xarchiver」「タスクマネージャ」「ファイルマネージャ」
インターネットの「Chrorium」は、Googleの「Chrome」と互換のあるBrowserです。これでGoogleの一通りのServiceが使えます。Mail、Youtube、フォト、スプレッドシートと問題なく動作しています。
初期のこのままでも、PCとして十分つかえます。
好きなアプリケーションを追加しても、もちろんOKです。
SSHの有効化
せっかくのLinux端末です。他のPCからコマンドが入力できるようにSSHを有効にしましょう。
とても簡単です。
LXTerminalを起動して、"sudo raspi-config"を入力すれば、Raspberry Pi OSの各種設定ができる画面が表示されます。
”3.Interface Option”、”P2 SSH”を選んで、SSH ServerをEnableにするだけです。
これで他のパソコン からTeraTerm等を利用して、Raspberry PiにLoginして、コマンドを利用できるようになりました。
defaultのHOST名は、”raspberrypi”となっています。それで接続できなければ直接IP Addressを指定する必要があります。
初期ユーザー名は”pi”、パスワードはインストールの過程で入力しているはずですので、これで接続、Login可能です。
先程の”raspi-config”も、他のPCからTeraTerm経由で実行可能です。
SAMBAのインストール
WindowsやMac PCとファイルを共有、受け渡しするのに便利な機能です。
これも入れておきましょう。
Raspberry Pi OSへの日本語入力のインストール
私は、日本語入力が欲しかったので、Mozc(Google日本語入力)もインストールしました。
これは必要な方だけで良いと思います。
私は以下のコマンドでインストールしました。参考程度で
- sudo apt-get install ibus-mozc
- sudo apt-get install fcitx-mozc
- sudo apt-get install mozc-utils-gui /usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=config_dialog
- sudo apt install ibus-mozc
ここまでできたら、Raspberry PiでブログもTwitterもできてしまいます。
あとは、何に利用するのかは、皆さんの自由です。