さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

Raspberry Pi のSetUpで行ったことの備忘録

Raspberry Piの起ち上げしたときにおこなったことを残しておこうと思います。

あくまでも、この内容は2020/3/14時点の内容になります。

先日の内容で、「Raspberry Pi Imager」を使って、マイクロSDカードにOSイメージを作成して、Raspberry Piに挿入、電源ONで起動できてしまうわけです。 

www.inack.tokyo

起動すると、このようにいろいろな画面を起動できる状態です。ほとんどWindowsやMac、Ubuntu Desktop等の画面と変わりません。

f:id:iNack:20210316113943j:plain

LXTerminalを起動して、"lsb_release -a"を入力すれば、以下のように出力されます。

これで現在のRaspberry Pi OSのVersionが確認できます。

 

  • pi@raspberrypi:~ $ lsb_release -a
  • No LSB modules are available.
  • Distributor ID: Raspbian
  • Description: Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
  • Release: 10
  • Codename: buster

 

もし、これよりも新しいVersionが表示されるようであれば、このページの内容は古くなってしまっているので、別のsiteを探したほうが良いかもしれません。

Raspberry Pi OSのdefault状態

画面左上のRaspberryアイコンから、各種プログラムが起動できるように、最初からいくつかのソフトが入った状態になっています。

  • プログラミング - 「Geany」と「Thonny Python IDE」いうIDE
  • インターネット - 「Chrorium」
  • サウンドとビデオ - 「VLCメディアプレイヤー」
  • グラフィックス - 「イメージビューアー」
  • システムツール - 「Fcitx」
  • アクセサリ - 「Calcilator」「LXTerminal」「PDF Viewer」「Raspberry Pi Diagnostics」「SD Card Copier」「Text Editor」「Xarchiver」「タスクマネージャ」「ファイルマネージャ」

インターネットの「Chrorium」は、Googleの「Chrome」と互換のあるBrowserです。これでGoogleの一通りのServiceが使えます。Mail、Youtube、フォト、スプレッドシートと問題なく動作しています。

初期のこのままでも、PCとして十分つかえます。

好きなアプリケーションを追加しても、もちろんOKです。

SSHの有効化

せっかくのLinux端末です。他のPCからコマンドが入力できるようにSSHを有効にしましょう。

とても簡単です。

LXTerminalを起動して、"sudo raspi-config"を入力すれば、Raspberry Pi OSの各種設定ができる画面が表示されます。

”3.Interface Option”、”P2 SSH”を選んで、SSH ServerをEnableにするだけです。

これで他のパソコン からTeraTerm等を利用して、Raspberry PiにLoginして、コマンドを利用できるようになりました。 

defaultのHOST名は、”raspberrypi”となっています。それで接続できなければ直接IP Addressを指定する必要があります。

初期ユーザー名は”pi”、パスワードはインストールの過程で入力しているはずですので、これで接続、Login可能です。

先程の”raspi-config”も、他のPCからTeraTerm経由で実行可能です。

SAMBAのインストール

WindowsやMac PCとファイルを共有、受け渡しするのに便利な機能です。

これも入れておきましょう。

Raspberry Pi OSへの日本語入力のインストール

私は、日本語入力が欲しかったので、Mozc(Google日本語入力)もインストールしました。

これは必要な方だけで良いと思います。

私は以下のコマンドでインストールしました。参考程度で

 

  • sudo apt-get install ibus-mozc
  • sudo apt-get install fcitx-mozc
  • sudo apt-get install mozc-utils-gui /usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=config_dialog
  • sudo apt install ibus-mozc

 

ここまでできたら、Raspberry PiでブログもTwitterもできてしまいます。

あとは、何に利用するのかは、皆さんの自由です。