映画「浅田家!」をやっと観ることができました。
第44回日本アカデミーショー
先日、第44回日本アカデミーショーの発表がありました。
昨年は新型コロナの影響で、公開できた映画作品が少ない印象です。それでも「鬼滅の刃」が映画業界を救った年でした。そのため、ノミネートされた作品も例年よりも数が少ない印象です。
しかし、どの映画も非常に興味が湧く映画ばかりでした。
U-NEXTでもHuluでも、第44回アカデミーショーの特集をやっています。
U-NEXTでは、POINTを利用すると、以下の作品が観れることは確認できました。
- 「浅田家!」
- 「男はつらいよ お帰り 寅さん」
- 「糸」
- 「Fukushima 50」
- 「コンフィデンスマン JP プリンセス編」
- 「一度死んでみた」
- 「窮鼠はチーズの夢を見る」
- 「事故物件 恐い間取り」
- 「一度も撃ってません」
「浅田家!」のキャスト
昨年、映画館で観たかったんですけど、結局観ることができなかった映画の一つです。
さっそくU-NEXTでPOINT使って、鑑賞させてもらいました。
感動しました。良い作品です。
主演が二宮和也さん。
第44回日本アカデミーショーで、最優秀助演女優賞を受賞した黒木華さんが主役の恋人役として出演されている作品です。
他にも、主人公の家族役として、風吹ジュンさん(母)、平田満さん(父)、妻夫木聡さん(兄)。そして東北地震発生後の被災地で知り合う青年役として、菅田将暉さんが出演しています。
非常に豪華な出演陣です。そして、どの役も、他の役者さんでは成立しなかったと思える程のキャスティングだったと思えました。
やっぱり、一番、素晴らしいのは、撮影現場でゲームばかりしていたと言われるニノです。本当にすごい人ですね。この大役は彼以外は無理でしょうね。
ニノが演じた実在する「浅田政志」さんの物語
ニノが演じた浅田政志さんは実在します。
写真集も、もちろんあります。販売元は映画にも出てきた「赤々舎」
2009年に 第34回木村伊兵衛写真賞を受賞されています。
本当に実話にもとづいた物語です。
映画「浅田家!」の感想
ネタバレしない程度に感想です。
非常に良かったです。感動しました。写真集「浅田家」ができるまでの経緯、その写真集が木村伊兵衛写真賞を受賞するまでの、浅田さんの周りの家族や恋人のあたたかい思い等が伝わってきます。
そして、受賞後に本格的にカメラマンとして、浅田家以外の家族写真の依頼を受けて、様々な家族写真を撮影されるのですが、その中でも、それぞれの家族の思い等が強く表現されていて、その思いが見事に一枚の写真に込められているところが伝わってきて感動します。
被災地での活動もされている場面がありますが、そこで多くの家族写真に触れて、複雑な感情を抱いて苦悩する浅田さんの思いを見事に表現されていると感じれました。
最後まで、あたたかすぎる浅田さんの家族達にも感動できます。
本当に良い映画です。
写真の大事さ、家族写真の大事さというものが伝わってきます。
これから少しは、私も家族写真をしっかりと残すようにしなければいけないと思える映画です。そして、良いカメラが欲しくなります。
「浅田家!」は、U-NEXT、Hulu、PrimeVideoで観ることができます。
(基本料以外が別途必要ですが、観る価値あります。)
もちろん映画に感動しましたが、浅田政志さんのオフィシャルサイトから観ることができる写真の数々も、本当に感動できる写真ばかりです。ぜひ、あわせて御覧ください。