仮面ライダービルドとは
2017年9月3日から2018年8月26日まで放映された平成仮面ライダーシリーズの19作目
今年で放送終了から3年目となり、先日(2021/09)ついにHuluで見放題の番組として登場しました。
全部で49話。
本作品を「『仮面ライダーエグゼイド』での医療やゲームのようにモチーフは無い。『ビルド』は仮面ライダーがモチーフ」とコメントしている
昭和第一作目の仮面ライダー1号と同じように、登場する怪人や主人公は、悪の組織によって改造されたというストーリーが基本になっています。こういったところが、仮面ライダーがモチーフというところなのかなと思います。
元祖仮面ライダーをオマージュしていると感じるところは多いです。
また、近年の平成仮面ライダーシリーズは商品展開からドラマを作っていたが、本作品はまずドラマから作っているため、近年離れていた大人の視聴者も楽しめる作りになっているとも説明している
プロデューサーが語っていられるように、シリーズの中でも抜群のドラマのある仮面ライダーになっていると思います。
本当に「大人の視聴者」をターゲットに作られた仮面ライダー。それが「仮面ライダービルド」だと、今年の夏休みに全話を一気見して感じました。
大人がストーリにのめり込める、続きが気になる。そんな作品です。
ちょっと、Wikipediaの内容濃すぎじゃないかと思いますが、それだけ当時人気が高かったことが伺えます。
仮面ライダービルドのストーリー
本当に、他の仮面ライダーと一味違います。
まだ観てない方には観て欲しい。
Wikipadiaは、一切読まずに番組を見た方が、楽しめます。
最近の特撮じゃない方のドラマ番組よりも面白い。仮面ライダーというよりも、「SFドラマ」です。まさに、仮面ライダーはテーマの一つでした。
なぜ、仮面ライダーなのか、なぜ、仮面ライダーとして戦うのか、そんなストーリーです。
決して暗すぎず、明るく前向きな登場人物達に、力をもらえる番組です。
とにかく1話みたら、続きが、続きをみたら、さらに続きが、そして最終話が気になる構成になっています。
仮面ライダービルドの良いところが多すぎて説明無理
ドラマ主体と感じるのは、ストーリーの良さだけではなくて、登場人物のキャラクター、役者の演技力、音楽、演出。いろいろな面で、他の仮面ライダーと違いを感じます。
主人公は天才物理学者を自称しています。小学生には絶対わからない物理法則や物理式がストーリーや演出上で登場します。基本理系な私はそれだけでもワクワクします。
演出上に登場する数式を詳しく説明されている方が居ました。すごい!!
そして、以下が実際に「物理学アドバイザー」をされている白石さんのインタビュー記事
理系おじさんには、わくわくできます。
仮面ライダービルドの主題歌は、小室哲哉、浅倉大介
主題歌は、作曲・編曲を小室哲也・浅倉大介が手掛けています。これだけで私の世代には鷲掴み。しかも、才能発揮しすぎです。もっと注目されるべき。
役者陣も最高です。
犬飼貴丈さん、赤楚衛二さん、高田夏帆さんを始め、味方、敵、関係者すべての役者さん達のレベルが高いです。実に良い作品です。
説明よりも、まずはYoutubeで1話2話が無料で観れますので、観てほしいです。
続きが気になった方は、Huluなら全話見放題です。(2021年9月現在)
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ビルドがNo.1な仮面ライダー図鑑
公式の仮面ライダー図鑑で、No1 がビルドです。
No.1 というだけあって、ビルド関連の内容は濃いです。
すごい数のページが作成されているのですが、まだすべては入っていないようですね。
「仮面ライダーW」や「ウィザード」「ゴースト」が作成中みたいです。
とりあえず、ビルドから順番に作っているようですね。
仮面ライダー図鑑を初めてみましたが、どのページも難しい漢字が使われていて驚きです。
漢字の読めないお子様のために、漢字の読める大人が読み聞かせしてあげて、コミュニケーションを図るためということにしておきましょう。大きいお兄さんは、ぜひ小さい子に読んであげてください。
ビルドが詳しすぎる「仮面ライダー図鑑」の解説ページの下の方に「フォーム一覧」があります。
- 「ベストマッチフォーム」18種
- 「トライアルフォーム」14種
- 「強化フォーム」11種
ビルドは二種類のボトルを組み合わせて変身します。ボトルにはそれぞれ名前がついています。
基本は赤い「ラビット(兎)」と青の「タンク(戦車)」の組み合わせの「ラビットタンクフォーム」になります。
同じように二種類の組み合わせでフォームが変わる仮面ライダーとして、「仮面ライダーW」があるのですが、Wの場合は体の中心から左右で色が異なるデザインでしたが、ビルドは交差したデザインになっているので、それぞれ複雑なデザインになっています。
図鑑に出てくる数多くのフォームの中で、本当に作中に出てきたのかもわからないのが混じっているように思えます。それほど、数が多いです。そして、それぞれちゃんとデザインされています。
贅沢です。お金かかってます。
こういうところからも、予算潤沢さが感じられます。
数的には、三種類のメダルの組み合わせでフォームが変わる「仮面ライダーオーズ」の方が種類は多くなりそうです。今のところ図鑑上では、8種+4種+33種あります。こちらも全てが作中に出てきたかどうか怪しいですが・・・
ビルドはボトルだけでも60種類以上あるらしいです。しかも、作中では同色の同ボトルを二本使ったフォーム「ラビットラビット」や「タンクタンク」も登場しますので、全部の組み合わせが何種類になるのか、さっぱりわかりません。60×60でも3600種類。
きっと、相性によって組み合わせても使えないものも多いのでしょう。
天才物理学者にしか答えは出せません。
「ゴールドラビット」と「シルバードラゴン」を組み合わせた「ラビットドラゴン」なんかも出てきます。金と銀の恰好良いやつです。