ワイヤレスイヤフォンが大ブームの昨今です。
そんな中、新しいヘッドフォンを購入しました。
2014年に発売されたATH-M50xという製品に、Bluetooth機能が搭載された ATH-M50xBTからの2代目です。
この製品のベースとなっているATH-M50xというのは、Bluetooth等一切搭載していない、有線のヘッドフォンですが、今でもAmazonで販売されているのが確認できます。
何故、ヘッドフォン?
昨今のブームに乗せられて、ワイヤレスイヤフォンをいくつか購入したのですが、いつまでたっても、気に入った音質のものに巡り会えずに、いつの間にか、”いくつか” ではなくて、”いくつも” 購入してしまっていることに気が付きました。
これはいけないと大人な私は反省し、初心に帰ってヘッドフォンを購入することに至りました。
本当にやばかったです。これ以上ワイヤレスヘッドフォンを増やしたら家庭内でいじめにあいそうでした。そんな暗黒時代に終止符を打つために購入したのが ATH-M50xBT2です。
ベースモデル ATH-M50xの凄さ
ATH-M50xBT2は、ATH-M50xBTの後継機です。
2007年 ATH-M50
2014年 ATH-M50x
2017年 ATH-M50xBT
2021年 ATH-M50xBT2
とUpdateされてきた製品です。
これだけの技術が蓄積されて評価されてきた製品が悪いわけがありません。
ATH-M50xは、Amazonの商品レビューで、18,240のレビューがついているヘッドフォンです。(2021/12/14現在)
これだけの数のレビューがついている製品は、なかなかありません。
さらに、この製品のベースモデル ATH-M50も、やはり2007年の発売から世界中でベストセラーになった製品です。
独自設計の大口径45mm振動板を搭載し、原音に忠実な自然でバランスの取れた再生音や快適な装着性、耐久性の高い設計によりプロだけでなく、高音質なリスニング体験を求める一般のユーザーからも支持され、その名を広く知られるようになりました。
世界中で大ヒットしたヘッドフォンが、さらに音質が向上したとして、販売されたのが、ATH-M50x となります。なんか凄いですよね。
日本の誇りです。
値段的には、これよりも高額なヘッドフォンは数多く存在しています。
ハイエンドのヘッドフォンは、10万円台から20万円するものまであります。きっと良くわからない音がする世界なのでしょう。私のような凡人には手の届かない世界です。
これらのハイエンドのヘッドフォンの価格帯を見た後であれば、激安に感じることでしょう。
この値段の、このヘッドフォンで十分です。
とにかく、原音に忠実なんですから。
audio-technica ATH-M50xBT2の良いところ
音質は、ベースモデルのATH-M50x同様に、非常に良いポテンシャルを持っています。
そのヘッドフォンにBluetoothが搭載されました。無線接続ができます。
Bluetoothの対応コーデックとして、LDACの対応もされました。
私はLDAC対応の機種もっていないので、試せてないです。
しかし、SBCで接続のiPhoneでも、aptx対応のAndroid端末と接続しても、すごく良い音を出力してくれます。
いままでヘッドフォンをいくつも所有していますが、比べてもかなり良いです。音に曇りがなくて、しっかりと聴こえます。
Bluetoothって、凄いですね。どんなデバイスで再生しても、同じデジタル信号さえ送信してくれれば、同じようにアナログに変換できます。iPhone6でも8でもiPadでも、Android端末でも、同じ音になるというのは素晴らしいことですね。
Bluetoothに対応したスマートフォンをもっているなら、購入されることをオススメします。
デジタル信号を受けて、アナログに変換するデバイス。変換されたアナログ信号をヘッドフォンの振動板に伝えるデバイス、そして音を発生させる振動板、振動板をフォローするフレームの形状といい、どれもしっかりしている作りとなっています。
小さなワイヤレスイヤフォンよりも、綺麗にハッキリとした音が聴けます。小さなワイヤレスイヤフォンと違って音圧もあるため、聴いていて心地よいです。
ノイズも無く、無線で使っていても十分お値段以上に感じるヘッドフォンです。
audio-technica ATH-M50xBT2のBluetooth接続機能は、おまけだった?
ATH-M50xBT2は、無線で利用しても十分価値のあるヘッドフォンだとは思いますが、有線接続もできます。無線と有線と両方に対応しているヘッドフォンは、なかなかありません。
昨今のiPhone、iPadには、有線接続端子がありませんので、Bluetoothで接続するしかありませんでした。それでも十分満足していたのです。
しかし、しかしながら、このヘッドフォンの無線接続がおまけだと感じたのは、所有する据え置きのアンプと有線で接続したときです。Bluetoothで聴いていたときとは、全く違う音が聴けるのです。
有線接続ですから、当然接続する機器ごとに音が変わります。据え置き型のオーディオアンプだったり、Android端末、デジタルモバイルプレイヤーなど、いろいろな機器につないでみました。
原音に忠実です。ちゃんと機器が出力した音がヘッドフォンから聴き取れます。
機器ごとに、いろいろな特徴の音質になりますが、どれをもってもBluetoothで接続していたときの音よりも楽しい気分になれました。
やっぱりアナログオーディオは面白い。そんなことを思い出させてくれるヘッドフォンでした。
今年の冬にオススメできるヘッドフォンだと思います。
本製品よりも高額なヘッドフォンはいくらでもありますが、この価格帯でBest Buyだとオススメできます。