さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

2022年夏 退職ラッシュ

愚痴しか出ない

私が勤める職場では、今年、希望選択定年退職という謎の制度がありました。

文章を書き始めると愚痴しか出てこないですし、ここまで酷い状況は界隈では有名になっていますので、職場がバレてしまいます。

私個人として、私の職場がどこかバレるのは問題ないのですが、あまりにも酷い状況なので、その内容が広まると、ますます居心地が悪くなってしまうのが心配です。

 

という事情もあり、もやっとした書き方しかできません。

20年近く勤めているのですが、5月末に発表されて、6月末と7月末に日程が設定された状態での急な退職を迫られて、何十人ものエンジニアが離職するお祭り騒ぎです。

退職者には、一応退職金の上乗せはあります。ありますが4年分割支払いらしく、その間に会社がつぶれた場合は保証されないという謎ルールを後付けされたらしいです。

一か月ごときで引継ぎなどできませんし、引継ぎ先も居ません。

ほぼ大多数のエンジニアがプロジェクトの進行中に、会社都合で引継ぎ先も決まらないまま退職する状態です。

多数のエンジニアが爆散した後の職場に、残された人たちも地獄です。

これでプロジェクトの進行に影響を与えないようになど、できるわけがありません。

人が居ませんので、今まで以上の仕事量になりますが、給料があがるわけではありません。

もう、不満しかない。

冬のボーナスも0だな。

 

会社の経営って大変ですね

手取り30万の社員が一人居たとして、税込みで40ちょっとの支払いを毎月必要になります。一人当たりにかかるもろもろの設備費用や光熱費、交通費などを追加していき、賞与等を含めると、100万くらいが一人雇用するにあたり必要な経費となります。年間で1200万。

100人居れば、12億円。毎年100人程度雇用するためには12億円の売り上げがなければなりません。300人なら36億。

 

無理っすね。人減らさなきゃいけない状況も理解できます。

しかし、そうなる前になんとかできなかったものなのでしょうか。