できるかと聞かれれば、できると答えるしかない面談
転職活動として、次の就職先を探しているところの私です。
次の就職先が決まっていない私です。
ソフトウェア関連の業界に長く浸かってきた私は、何でもできると勘違いしている節はあるのですが、実際、今までも沢山の新しい技術に触れて、何でもやってきました。その都度、勉強をしながら新しいことをやってきました。
そのため、転職活動の際に、スカウトいただいた技術担当の方から、業務内容を一通り説明いただいた後の以下のセリフに違和感を感じてます。
「・・・で、できそうですか?」
そんなセリフを聞いたあとに、
「いや、そりゃできるでしょ。あなたにもできているのだから」
と頭の中で思ってしまうのです。
私、長年の仕事で、頭のネジが飛んでしまって、だいぶ性格もねじ曲がってしまっているのでしょうか?(韻を踏んでみました。
どこにいっても何とかなると思ってしまっている私のような人は、そんなときに返答に若干困ります。
「できます。」
と一言返すことが精いっぱいです。
それ以上何か言おうとすれば、余計なことを言ってしまいそうです。
さらに若い担当さんに偉そうに言われると、堪えるのが必至です。
だから、面談は苦手です。
面談が苦手というよりも、転職活動そのものが向いていないのかもしれません。
御社は、本当にソフトウェアエンジニア必要?
本日、面談させてもらったところは、自動車関連の業務をされている企業様です。
まだ、創設して2年目。
どんな仕事をしているのかを伺うことができました。
どうも、その会社さんでは、ソフトウェアが良くわかる方は1名のみという状況のようでした。
その担当さんは、そのような状況の中で、直近では二十を超える案件に対して関わっているとのことでした。
さて、その個人に依存する案件であるならば、その企業に属する必要はあるのでしょうか?
外部の企業に業務を依頼するのであれば、その企業に依頼することのメリットがなければならないと思うのです。それがまったくわかりませんでした。
発注する側の自動車メーカーも、何を期待して依頼しているのでしょうか?
たった一人でできる作業レベルを社外に依頼する必要は、あまり無いと思います。
本日面談させていただいた企業様の依頼元の自動車メーカーは想像がついてしまいました。その自動車メーカーには、私の知っているソフトウェアエンジニアが多く所属しています。そこから素人に作業依頼する意味がわかりません。
不思議です。
世の中、謎なお金が回っているものなのですかね?
世の中の仕組みが良くわかりません。
まだまだ勉強が必要です。
実は、選択肢が多いという悩みを抱えている。
- そこそこの規模の自動車関連のソフトウェア企業。実績も多くあり金回りは良さそう。しかし、過去からのしがらみは多く、働き方も残業第一の少し古い考え方の企業。フレックスもリモートワークも禁止。上層部の方との意見の衝突はありそう。
- できてまた二年目の自動車関連企業。エンジニアも少ない。フルリモートが基本で、どのように仕事をするかは個人に委ねられている。残業の管理も個人で行う。どのような企業になっていくかも、基本委ねられている感じ。
- 自動車関連の業務は一切行っていないけれど、私の力量を十分理解している方が必要としてくれている企業。将来性もこれから、働き方も自由な会社。
- 私の興味がある業務をこれから挑戦しようとしている企業だけれど、退職した現職の関係会社。半出戻り状態。
面倒です。
そこそこの大手の企業様は、まだまだ追加でエンジニアを取る体力は十分にありそうです。しかし、現在伺っている会社風土のままでは、私の後にエンジニアを誘いにくい。上層部の方々も、途中から入ってきた人にゴチャゴチャ言われたくは無いだろうし。
逆に、しがらみの無い会社で、体制構築を行いながら、私の後にエンジニアを増やしていくのが楽なのか。
そもそも、自動車関連の仕事から足を洗いたい思いも強く、別のことやりたい。
しかし、20年の実績が活かせるのは自動車関連企業様で、こちらであれば、あまり頑張らなくてもパフォーマンスが発揮できる期待値があるかなと思ったりしています。
頭の中で、ぐるぐる回ります。無限ループ。
給料はあまりいらんが、自由が欲しい。
あせらず、じっくり考えさせてもらおう。