さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

高齢者教習の受付を見ていて感じたこと、自動運転いる?


私は現在、福島県の教習所で勉強させてもらっているところです。

先日、教習所の受付に高齢者教習のために、多くの人が訪れていました。

高齢者教習は、70歳以上の高齢者が、自動車を運転継続するために、基本的なルールやマナーや注意点をあらためて学ぶための教習です。

70歳以上とは思えないような元気なおじさんも居ましたが、大半の方は、若者と同じような歩き方はとても難しい感じの高齢者ばかりでした。受付でも講習所のお姉さんの説明は聴こえていないようで、何度も大きな声で説明されていました。

あれで歩行者に気が付けるのでしょうか?危険を感じたとして、急にブレーキ操作できるのでしょうか?とても心配になりました。

しかし、特に地方で生活する方々においては、自動車が無ければ生活に困ることばかりだと思います。自分でも運転は危険だと感じているけれど、免許証を返納することができない事情は多くあることが想像できます。

 

昨今、自動運転車両の研究が盛んに行われていますが、自動運転よりも先に、運転サポートの技術を早く確立するべきだと思います。

ひと昔前までは、マニュアル車しかありませんでしたが、現在はAT(オートマチック車)があたりまえになってきました。免許証もAT限定というものができました。

リアカメラについても、今後の車には装着が義務化されていきます。これはいまさらかと思うレベルですが、やっと義務化されるようです。教習所では、車で後退するときには、バックミラーや目視での確認を必須と、口すっぱく言われます。こんなのリアカメラ標準装備になれば、そんなに頑張らなくても、今まで以上の安全確認ができますね。

教習所で、S字やクランクの練習も行いますが、これもサラウンドビューやフロントカメラがあれば問題ありません。もっと安く誰でも装備できる世の中にしたいものです。

進路変更時や右左折時の周囲の安全確認とか、ハンドル操作ミス等も、今の技術があれば、運転する人がそれほど頑張る必要は無いはずです。ブレーキとアクセルの踏み間違えとか、歩行者の見落としとかが起きないようにすることも技術的には可能です。

過去にAT限定免許を新設したように、ADAS設備搭載車両限定免許みたいなものを作ってあげた方が、高齢者ドライバーは選択肢が広がるし、世の中の道路上の平和のためには良いのではないかなと深く思いました。

ついでに、スピードも60Km以上でない、急加速、急発進もできないようにしておきましょう。

自動運転よりも前に、やるべきことがまだまだいっぱいあるのでは?と思う次第です。

 

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高齢者に限らず、街中で良く見かける運転の怪しいおばちゃんずも、ADAS限定免許にしてもらいたいなと、切に願います。

 

※TOPの写真は以下で取得し、利用させていただきました。

高齢者マークをつけて運転するお爺さんの写真素材 https://www.pakutaso.com/20180939261post-17538.html