2022年12月18日の昼頃に、テレビ朝日系列「ビートたけしのTVタックル」で気になる番組が放送されていました。
「自転車危険運転&事故多発道路を徹底調査!ニッポンの交通問題どうするSP」というものでした。
自転車危険運転
自転車の違反による事故を防止するため、以下の取り締まりを強化するらしいです。
- 信号無視
- 一時不停止
- 右側通行
- 徐行せずに歩道を走行する行為
実際、これらの違反による事故は後を絶たない状況のようです。
もし、免許所有している方で自転車乗るときには、特に注意しないと免許停止処分もあるかもしれませんね。
けど、免許ももっていない人たちが、急に罰金と言われても困ってしまいますね。どうなるんでしょう。
しかし、自動車を運転する立場からすれば、自転車が交通ルールを守ってもらわないと、事故は防げません。教習所などでも、予測して距離をとって運転するようにドライバーに指導されていますが、死角から飛び出されたらとても回避できません。
自転車が見えている状況であっても、人間はいろいろな予測をしています。
ふらついている自転車、高齢の方の自転車。友達と会話しながら、車に全く気付いていない雰囲気の自転車。こういうのを見つけたら、いつもより距離をとったり、徐行したりしますよね。
それでも、事故を起こした場合は、自動車のドライバーの前方不注意等で、責任を問われます。
自動運転車の開発研究が行われていますが、本当に予測できるの?そんな高性能な予測を行っている自動運転車を私は知りません。
全国交通事故多発交差点ワースト
- 東京都 大原交差点
- 東京都 池袋六つ又交差点
- 大阪府 阪和豊中交差点
- 大阪府 梅新東交差点
- 東京都 四谷四丁目交差点
- 大阪府 瓜破交差点
すべての交差点の詳細不明ですが、いずれもドライバーの判断ミスを誘発させるような交差点となっていると思われます。
日本損害保険協会が公開しているデータでも、事故多発交差点が公開されています。
皆さんがお住みの地域の事故多発交差点は、一応把握しておいた方が良いのでは無いかと思います。
人が正しく判断できない交差点において、現在の自動運転車は、どこまで正しい走行ができるのでしょうか?
中には、人が誤ってしまう交差点でも、高度なセンサーや地図データをもとにして、人よりも確実に注意した走行ができる可能性がある交差点もあると感じます。
非常に難しいロジックになりそうですが、期待したいところです。
現在のセンサー技術が優れていても、解決できない死角
現在、車の上に搭載されたセンサーとして、画像認識や、距離センサー、赤外線センサー等、いろいろな技術を活用して情報を取得して、取得した情報から推測して、運転にフィードバックするよう仕組みになっています。人間では見落としてしまうような場合においても、こういったセンサーが発達すれば、事故を回避できる可能性は非常に多くなると予想できます。
しかし、残念ながら、車の上に搭載されたセンサーからは、死角から来るものは予測できないのです。当たり前ですが・・・。
他の自動車の後ろから飛び出す歩行者や自転車。見通しの悪い交差点。見通しの悪いカーブや、上り坂頂上付近など、死角がたくさんあります。
これらの死角がある状況を自動車が自発的に見つけて速度を落としてくれるシステムがあれば本当に良いですね。
しかし、死角ばかりの街中や、交通量の多い道路での自動運転となれば、常に徐行になりそうです。
まだまだ自動運転が実現できる時代が来るのは、当分先なのかなと思う今日この頃です。
カーブミラーや信号機等の車外に取り付けたセンサーから、自動車が情報をもらって判断できるようになる日は、いったい何時代になったら来るのでしょう。今の技術で十分できそうなのですが・・・・。
自動運転は、まだまだ先だから、できていることをどんどん導入していくべきなんじゃないかなと思います。
※TOPの写真は、以下からお借りしました。
夕暮れへと続くガードレールの写真素材