さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

運転経験ありの私が、合宿免許というところを卒業してみた感想

合宿免許卒業して帰ってきました。

私は経験者で、復習も兼ての教習所通いでしたので、特に問題も無く卒業まで辿り着けました。下手な安全確認とか縦列駐車のおさらいとかさせてもらって、大変為になりました。

一緒に学んでいた高校生や大学生、社会人等様々な人たちを見てきました。この短期間で学科の内容を全部頭に入れて、技能教習で習ったことを次の時間にはあたりまえのようにできるようになってと、どんどん進んでいく日々が大変過酷に見えました。本当に大丈夫なのでしょうか・・・。

合宿免許は、教習所に通学するのと違い、短期間で教習所の「卒業証明書」がもらえます。あとは、この「卒業証明書」をもって、地元の免許センターに行って、本試験を受けて合格すれば、免許が発行されます。

普通車AT限定の場合は、第一段階で10時間の学科と12時間の技能教習があります。それが終わると、直ぐに仮免許取得のための技能試験と学科試験があります。仮免許を受け取った午後から直ぐに第二段階が始まります。第二段階で16時間の学科と19時間の技能教習があります。これを21日という日程に詰め込んで行われます。

良く、皆さんこなせるものだと感心します。

運転操作を初めて習って、運転始めて、数日後に技能試験で、さらに数日後には、高速道路も運転します。凄いですね。

もうちょっと、時間かけて実車練習させてあげた方が良いのではないかと思うのです。

S字もクランクも方向転換も、幅寄せも余裕でできるようになってから、路上に出してあげたいものです。

っていうか、技能教習で不安のある方は、次に進ませちゃダメなんじゃないかと思うのです。

無線教習で事故起こすとか、高速教習の加速車線でアクセル踏み込まなければならないところを思いっきりブレーキ踏み込むとか、ありえないことが起きているようですw

しかし、それでも上手な人は何人か居ます。びっくりします。私よりも確実に上手な人が居ました。経験者だったのでしょうか・・・。わかりませんが、仮免の実技検定で先に運転されていた方は、経験者から見ても完璧でした。あれ、無免許で練習してきたのかな?

 

ということで、合宿免許は楽じゃありません。大変です。運転初めての方は、それなりの覚悟を持って挑む必要があります。

短期間で大量の知識を詰め込まれて、運転操作を学んで、それを吸収できる自信が無いと、日程オーバーは確実です。いや、最短日程というのは目標であって、数日くらいオーバーしてでも確実に学んで卒業するくらいのつもりで参加するのが丁度良いのかもしれません。

最近の教習所は、ドライバーを緊張させないようにいろいろな努力をされているようで、皆優しいです。怖い人は、どこの教習所でも少なくなっているようですので、そこは心配不要です。逆に、優しすぎるのが心配になるほどでした。

 

ご飯は栄養を考えた食事が三食いただけます。朝も早くから技能教習が詰め込まれますので、早寝早起きの生活になります。健全な生活をさせていただけたのが、私個人的には、これが一番良かったです。

 

合宿免許申し込む際、多くの教習所では、教習所近くの宿舎と、教習所から少し距離のあるホテルが選べるパターンがあります。私は当初少し値段は上がるけれどホテルにしようかと思っていましたが、結局、教習所近くの宿舎にすることにしました。

実はこれが正解でした。合宿免許で教習を短期間に詰め込まれていても、たまに1時間から2時間の隙間ができます。こういった場合に、距離のあるホテルを選択した方々は非常に大変そうでした。近くの宿舎であれば、いつでも自分の部屋に戻って休憩ができます。

朝の8時から20時まで教習なので、夜にあまり遊ぶ余裕はありません。ホテルでも宿舎でも、寝るだけなので近い方が正解です。また、宿舎の方が何かとコミュニケーションが取れるので、そういったところも利点だと感じました。逆にホテルは寂しいかもしれません。

 

もし、これから合宿免許を検討されている方に、少しでも参考なればと思います。

 

 

※TOPの写真は、以下からお借りしました。

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