ITコンサルという業務を専門に行っている会社や、PM(Project Management)を専門に行っている企業様からのスカウトをいただくことが良くあります。
話を伺ってみたところ、非常に興味深かったです。
どちらも急成長の売り上げを達していて、東京都内の一等地に事務所を構えていらっしゃいました。
どうして、そんなに儲かるの?
転職サイト等の公募を見ていると、Project Manager、Product Managerの募集というのは非常に多く存在しています。それほどに人員が不足しているのだと思います。そのため、そういったスキルをもった人材を多く保有し、専門で行っている会社は、たくさんの企業から必要とされるため、儲かるという仕組みです。
ITコンサルやPMを外部に頼るって、私には思いもつきませんでした。
DX、DXと世間で煽った結果、ITとは何ぞ?という企業の偉い方々は、ITコンサルに頼らざるを得なくなるのでしょう。実際、台帳を手書きで管理し、顧客管理も手書き、社員のスケジュール管理も手書きという企業は、日本にまだまだ多く存在しています。まだまだいくらでも儲かる仕組みがここにあります。
自社のWEBページも存在せず、顧客からの問い合わせについても、すべて電話で対応している企業も多いです。WEB業界が儲かるのも納得です。
そして、何か業務改革をしたいのだけれど、何から始めれば良いかわからない。
そこへ「ITコンサルしますよ~。」って言われたら、飛び乗りますよね。
例えば、電話帳を開くと、企業名があいうえを順で並んでいると思います。それらの電話帳に記載された企業名をググっても、ヒットするのは大手のチェーン展開している企業は当然ですが、それ以外はまだまだ大半がヒットしない状況です。
それだけ、仕事があります。
そういうボッタくり企業をつぶしてみたいなと思ってしまいました。
そもそも、地方の零細企業一社一社が別々にサーバーを設置する必要ありますか?それなら市区町村ごとにまとめてサーバー設置して、そこにまとめてペライチ作ったって問題ないですよね。それでも十分解決できる事案やメリットが多数ありますよね。
デザインにそれほどこだわる必要がありますか?
あとからデザイン変更したって、それほど手間も費用もかからない工夫がいくらでもできますよね。
そういったことを、WEBサイト開発を請け負っている企業さんは理解しているはずなのに、黙って一社一社から高額な費用をもらって、無駄に高額なWEBサイトを作ろうとしていますよね。ITの知識に疎い方達は、請求された金額の妥当性もわからないまま支払うことになります。
ITコンサルだって、地方であれば市区町村でまとめて共通のITコンサルをした方がコスト的にも安くできます。
DXに乗っかって儲けを出すのではなくて、DXなんてコストかけずにとっととやりきってしまって、その先を考えるべきなんじゃないのですか?
たくさんの企業でデジタル化することで得られる削減された経費やコストを、別のことに使えるようになって初めて、地方の活性化が始まるのですよね?
DXのおかげで儲けを得ようとしている企業があるというのは、DXのためのコスト削減は考えたくないものですよね。
ついでに言えば、SDGsとかいう最近のワードも嫌いです。
皆、昔からサステナブっていたはずなのに、名前を変えて、いかにも世間の風潮なので、新しく何かやらなければならないように誘導して、商売しようとしていますよね。
紙ストローとか、無駄にしか思えません。
それ以前に企業が毎日大量に利用している梱包材を先になんとかしろと思います。いくらコンビニやスーパーのレジ袋削減したところで、食品や日用雑貨の個々に使われているプラスチックの容器、ビニールの包装、それを配送する際の梱包などに比較したら、意味の無い比率ですよね。
二酸化炭素の削減のために、ガスレンジでは無くて、電子レンジを使いましょうとか
火を使ったら二酸化炭素がでるので、できるだけ使わないようにしなけりゃとか、謎の努力をしている人達がいます。
活動が全く無駄であるとは言いませんが、もっと効果の大きいところから頑張るべきだと皆さん思いませんか?
そんなに二酸化炭素減らしたければ、山火事止めろ。火山活動止めてこいと思ってしまいます。
結局、今現在も日本国内のデジタル化を遅らせている原因は、デジタルを一番良く理解している人達が序盤での儲けをしようとしすぎているからなのではないでしょうか。
くわばらくわばら。
※TOPの写真は、以下からお借りしました。
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS(持続可能な開発目標)のフリー素材
https://www.pakutaso.com/20210430104sustainable-development-goals.html