「北陸フリーきっぷ」なるものがありましたので、ちゃちゃっと北陸に行く計画を立てて、行ってきました。
一日目は、大宮から富山県氷見市。二日目は、石川県金沢市。三日目は、石川県和倉温泉から大宮。全行程の新幹線と特急列車が乗り放題で、21,390円という激安きっぷです。(ただし、条件は厳しいので誰でも利用できるものではありません)
しかも、宿泊も「全国旅行支援」というものが実施されています。さらに「じゃらん」では割引クーポンが配布されていて、対象の宿がかなり安く予約することができるのです。
全国旅行支援の最新情報まとめ!4月以降も延長継続へ、利用方法や割引条件、疑問などキャンペーンを徹底解説
一日目は、富山駅で路面電車に乗って、ガラス博物館と富山市役所に立ち寄りして、高岡駅で藤子F不二雄ふるさとギャラリーを見学して、氷見市へ
富山市役所展望塔 | スポット・体験 | 【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」
この日は本当に天気が良くて、雄大な立山連峰が拝めました。
しかも、昨日までの大雪のおかげで街中の景色が真っ白です。本当に見事な景色でした。
氷見では「池田屋」さんという、じゃらんの泊って良かった宿大賞2021(50室以下)というものを受賞している宿が安く予約できてしまったので、ありがたく利用させていただきました。
とにかく魚が旨いのです。季節によって出てくる魚が変わってくるので、また違う時期にリピートしたいと思う宿でした。
と、ここまでは道に雪が大量に残っていて歩きにくい状況でしたが、なんとか旅行らしい行程をこなしていました。
しかし、氷見の雪の残り方は、少し他よりも凄かったのです。
道はいたるところがアイスバーンです。日中に溶けた雪が夜の寒さで凍り付く状態です。
宿の支払いを済ませて、次の目的地まで歩いていたところで事件が起きました。
いやぁ、見事に滑りました。変な方向に足が曲がりました。
アイスバーン、恐ろしいです。油断大敵です。
人生生まれて初めての経験です。アイスバーンで滑って足ひねる。
しばらく動けない状態になりましたが、そのままタクシーで氷見市民病院へ
ギブスはされなかったのですが、「骨折れてますよ。」と言われてしまいました。
松葉杖を借用して病院を後にしました。
「おちこんだりもしたけれど、わたしは元気です。」
松葉杖で、金沢駅
松葉杖で、和倉温泉
金沢駅では、駅ビルの案内所で車椅子を貸出しています。金沢駅の広い駅ビルの中であれば自由に使ってよいとのことで、ありがたくお借りしました。車椅子って便利です。松葉杖と違って、どこでも座れるのです。
金沢の宿でも、和倉温泉の宿でも車椅子はお借りできたので、とにかく宿まで辿り着いて、宿でゆっくりまったりと療養ができました。おいしいご飯をいただくことができました。
移動は電車か車だったので、なんとなくそのまま松葉杖のまま行程続行してしまいました。
今では主要駅の至る所で、車椅子用のエレベータが完備されていたり、スロープがあったりしているので、特に不憫を感じることはありませんでした。
さすがに地方の小さな駅では難しいところも多いとは思いますが、良い環境整備ができているのだと実感することができました。
松葉杖で移動していると、皆優しいというのも感じることができました。
東京近郊だと、人が多いので、また印象変わるのかもしれませんが、今回の行程ではそれほどに不憫に感じることもありませんでした。日本良いところです。
温泉に入れなかったのは、非常に残念です。
ということで、しばらく動けません。
皆さん、アイスバーンには注意しましょう。