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さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

観光列車『はなあかり』で行く特別な時間|大阪から尾道、家族でゆったり5時間の旅

2025年4月26日。 日常を少しだけ離れて、祖父母と妻の4人で「はなあかり」という観光列車に乗って、大阪から尾道までのんびり旅してきました。 新幹線ならあっという間の距離を、5時間かけてじっくり味わう——そんな贅沢で特別な時間でした。春の陽射しが心地よく、車窓に流れる景色も美しく、まさに“移動そのものが旅になる”体験。今回はその旅の記録を綴っていきます。

観光列車「はなあかり」とは?

「はなあかり」は、移動時間そのものを楽しむためにデザインされた観光列車。

www.jr-odekake.net

車内は落ち着いた和モダンな雰囲気で、座席も広々。座った瞬間から、非日常の時間がはじまります。祖父母にとっても「こんな列車、初めて」と嬉しそうな様子でした。

ゆっくり流れる5時間の旅

新幹線なら約1時間半で行ける距離ですが、「はなあかり」では約5時間。 しかし、決して長く感じることはなく、次々と現れる景色、そして車内で提供されるお弁当やスイーツに舌鼓を打ちながら、まるで時間が溶けていくような感覚に。 春の光に照らされた川や山の景色が、どこまでも穏やかで癒されました。

車内グルメの楽しみ

途中で提供される特製のお弁当は、季節の食材が彩りよく詰め込まれた逸品。 さらにスイーツは、まるでカフェに来たかのような本格的な味で、見た目にも華やか。 祖母は「こんな贅沢、久しぶり」と喜んでいました。

尾道に到着|展望台からの眺めと、ゆっくり歩く帰り道

終点・尾道に到着してまず向かったのは、ロープウェイで行ける展望台。 晴れた空のもと、瀬戸内の穏やかな海と島々が見渡せる絶景に、思わず「わあ」と声が漏れました。祖父母も景色に見入っていて、とても穏やかな時間でした。 下りはロープウェイを使わず、のんびりと坂道を歩いて下山。 途中で休憩しながら、尾道ならではの古い街並みや、遠くに見える港の風景を楽しみました。時間がゆっくり流れているような、不思議な感覚でした。

駅前はお祭りでにぎやか|食事は次回の楽しみに

ちょうどお祭りと重なったこともあり、駅前はたくさんの人でにぎわっていました。 本当は尾道ラーメンなど地元の名物を楽しみたかったのですが、今回はあきらめて次回のお楽しみに。

とはいえ、町全体が華やかで活気があり、観光気分をしっかり味わえました。