さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

ソフトウェア開発現場での新人の最初の課題は「自己紹介」から

本日、本年度の新人が4人も配属されました。

全員がソフトウェアのエンジニアです。

私の職場では、滅多に新人がくることがありません。

そのため、全体的に平均年齢がとても高いです。

とあるグループでは、40代で若手と呼ばれる事態になっています。

そんな職場に、めずらしく新人が配属されました。

昔は、一ヶ月程度は集合教育があり、それから仮配属という流れだったのですが、人事部が集合教育を面倒に思ったのか、入社数日で所属に放り投げられました。

ソフトウェア開発するグループは私の部だけでも10以上あるのですが、なぜか全員まとめて私のいるグループに配属です。どこまで手抜き配属なのかと疑いたくなります。よっぽど、どのグループにするのかを考えるのが面倒だったのでしょうか?

まぁ、各グループにバラバラに配属されると、教育レベルもバラバラ。教育方法もバラバラで、下手すると不公平感がでてしまいますので、これはこれで正解かもと納得してみることにしています。

しかし、配属の連絡が来たのは、2日前です。

もちろん、何も準備等できません。教育スケジュールも全く立ちません。

なんせ、新人なんて久しぶりですから、何をしたら良いのかも思い出せない状態です。

当然、放置されます。

そんな風にソフトウェア開発の現場に配属される新人さんをもてあましているところは、私のところだけでは無いはずです。

そんな新人さんには、パワーポイントで自己紹介を書いてもらいましょう。

ソフトウェア開発現場での定番歓迎方法 パワポで自己紹介

 Microsoftのパワーポイントで、自己紹介を書いてもらうのには、理由があります。

プレゼンレーションでパワポを嫌っている方は多いようですが、今回は、そんなことは気にせずにすすめます。

ある程度ルールは、つけてあげましょう。

とりあえず、これならソフトウェア開発の知識が無くても、放置できます。

その間に、教育計画考えましょう。

  •  発表時間は30分
  • ページ数は自由
  • アニメーションは禁止、それ以外は自由
  • テーマは自己紹介がメイン
  • サブテーマは、長所、短所、ソフトウェア開発に対する意気込み
  • あとの追加のテーマは自由

どんなパワポができるか、わくわくしませんか。

 

パワポは、ソフトウェア開発のセンスがでます。

ある程度のルールの中で、どのようなパワポを作るかで、どんな新人なのかも観察しましょう。

  • ルール逸脱する人は、要注意です。やべぇ。
  • 最初のページから、ごちゃごちゃ書く人は、Main() に実処理を並べてしまう人です。
  • タイトルの付け方が下手な人は、きっと関数名もわかりにくいことでしょう。
  • 各ページ毎に構成のまとまりの無い人は、コードもまとまりがないでしょう。
  • 書いてあることが良くわからんパワポを作れる人が、作るコードも良くわからんことになる恐れがあります。
  • 簡単な文章で表現できない人、コードも意味もなく難しく書くのでしょう。
  • ページ毎にまとめられない人は、関数長くなる人です。それぞれの役割毎に関数分割できない人です。

 

実際の現場の旧人みてても、そんな傾向で間違いないです。

ぜひ、お試しあれ。