Fiio Q3 2021 を購入
ついに購入することができました。
Fiio Q3 2021というのは、DACヘッドホンアンプという製品です。
DACヘッドフォンアンプって、何?
DACというのは、Digital Analog Converterのことです。
デジタル信号をアナログ信号に変換するデバイスを一般的にDACというのですが、この製品はAudio製品として、スマートフォンとUSBで接続して利用します。スマートフォンがオーディオ信号をデジタル信号として出力をしてくれるのを受けて、このQ3の中でデジタル信号をアナログに変換して、アナログをアンプを通して、ヘッドフォン出力します。
もちろん、接続するスマートフォンは、オーディオ信号をデジタル信号で出力する機能をもっていなければいけませんが、最近のスマートフォンはほとんど対応しているので安心してください。私の所有しているiPhone 8でも、OPPOでもHUAWEIでも、Amazon Fire HDのTablet、どの端末でも接続できました。
端末と接続して、Apple Musicや、Amazon Music、Spotify等の音楽を再生するアプリを利用すると、このQ3を経由して、Q3に接続したヘッドフォンから音が出力されます。
何故、DACヘッドフォンアンプを買ったのか?
いままで、いろいろなBluetoothのイヤフォンを試しましたが、私は、アナログのイヤフォンやヘッドフォンも複数所有しています。このアナログで接続するものは、接続するアンプによって、音が変化します。
最近のiPhoneやiPadには、アナログヘッドフォンを挿すところがありません。私が所有しているiPhone6sや、Android端末にはアナログ端子がありますが、アンプが小さく、迫力のある繊細な音を出力することが苦手です。
そういった問題を解決してくれるのが、このDACヘッドフォンアンプです。
アナログヘッドフォンの性能を十分に活かすためには、良いアンプが必要なのです。
Fiio Q3 2021の特徴
USB入力時に最高768kHz/32bitとDSD512のネイティブ再生に対応
スマートフォン側に、高解像度の音楽ファイルが存在している必要がありますが、最高768KHzの解像度の音楽データでも、アナログ音声に変換する能力をもっています。
CDの音質は44.1KHz or 48KHzですから、20倍近い解像度ですね。もっともそんな音楽ファイルはありませんので、あくまでも理論値です。
日本オーディオ協会が定義するハイレゾは、48KHz 16bitよりも大きい384KHz 32bitのオーディオをすべてハイレゾと定義しています。
ハイレゾのロゴを製品に貼るためには、96kHz/24bitの信号処理性能があれば良いことになっています。
https://www.jas-audio.or.jp/hi-res/definition
Q3 2021に搭載している 旭化成製の最新世代32-bit 2ch Premium DACチップ「AK4462」は、それを可能にします。
DACチップによって、どのようなアナログ信号を作成するか微妙に変わってくるのですが、旭化成のチップは素直なアナログ信号を生成するのがウリです。旭化成のDACは、世界中のBluetoothイヤフォン等の製品にも搭載されています。高級なデジタルオーディオプレイヤーに搭載されています。その中でも高級なDACが採用されています。
超低歪&超低ノイズを実現する、THX AAA™アンプ回路搭載
ヘッドフォンアンプですから、アンプが超大事です。
DAC回路が出力したアナログ信号を、設定されたVolumeにあわせて正しく増幅して、正しくオーディオ出力端子に伝える必要があります。
これが簡単そうに見えて、簡単じゃないのです。
アナログのオーディオ回路には、ノイズが乗ります。回路基板上の右と左の線が近ければ、左右の信号がお互い干渉しあいます。狭いスマートフォンの中で、これを解決することは非常に難しいのです。また、音を増幅する過程で、無音部分と音が存在している部分がどうしても混ざってしまいます。
音は波です。例えば、短い期間で0と10を振幅する波形があったときに、期間が短くなればなるほど、0と10振幅する波を正しく作ることは難しくなるのです。結果的に中間の5に寄っていってしまいます。
高級なアンプは、正しいアナログ信号を、より正しく増幅します。是非、違いを体感してもらいたいです。
店頭で見つけたら、自分の普段使っているアナログイヤフォンをつないで試してみてほしいです。高級なアナログイヤフォンじゃなくても大丈夫です。本当に普段使っている(使っていた)イヤフォンで試してほしい。確実に違いがわかると思います。
2.5/3.5/4.4mm出力装備
一般的なステレオヘッドフォンの端子は、3.5mmです。この3.5mの端子は、アンバランス接続と呼ばれていて、一つのアンプで左右の音を作成して、右と左の音の+を2本の線で伝送し、左右共通のー端子を共用します。
2.5と4.4mmの端子は、バランス接続といって、右と左それぞれ独立したアンプで音を作成して、それぞれの+とーが独立した線で接続される形式になります。
【DAPの良さを広め隊】バランス接続って???編 - イヤホン・ヘッドホン専門店eイヤホンのブログ
要するに、左右の音が混ざることなく、物理的に独立した線で接続されることで分離感が増すと言われています。もちろん、それに対応したイヤフォンやヘッドフォンが必要になります。
買ってよかった Q3 2021
私もヨドバシカメラの店頭で、購入前に試させてもらいました。iPhone8と接続して、ヘッドフォン ATH-M50xBT2 も持ち込んで繋がさせてもらいました。
一番初めに聴いたのは、HALCALIの『TipTaps Tip』。
普段Bluetoothで接続して、イヤフォンで聴いている音と全然違うのに感動しました。
その後も、スマートフォンに入っている曲をいくつも試しましたが、どれも良く聴こえて感動しました。音の良さに感動できるって、久しぶりの感覚でした。
やばい。ヨドバシで視聴できた。
— あいなっく (@satesoroinackn1) 2021年12月12日
fiio Q3 2021
すごいよ、これ!😭欲しいっ!! pic.twitter.com/iHpFND3A1E
Bluetoothイヤフォンが一般的になっている昨今ですが、これ良いですよ。オススメです。