昨今の世の中では、暴対法(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律)というものが平成3年に成立されて、今も存在しています。
どういう法律かというと、
暴力団員の行う暴力的要求行為について必要な規制を行い、及び暴力団の対立抗争等による市民生活に対する危険を防止するために必要な措置を講ずるとともに、暴力団員の活動による被害の予防等に資するための民間の公益的団体の活動を促進する措置等を講ずることにより、市民生活の安全と平穏の確保を図り、もって国民の自由と権利を保護することを目的とする日本の法律である。
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 - Wikipedia
要は、「暴力団の活動のための資金提供、協力をしてはいけませんよ。」
という法律です。
参照先のwikipediaに細かく、『禁止される具体的な行為』というのが列挙されています。
そしてこれに関連して、ソフトウェア開発業務を行っている世界でも、面倒なルールが展開されています。
ソフトウェア開発業務等で、新規の委託先を選定する場合に、その会社が暴力団との関係性が無いということを証明する資料を要求されます。
そんな団体でも、ソフトウェア開発ができる実力があるなら、使いたい。という気持ちがありますが、それが許されません。
どうやって、証明するかというのが、面白いです。
インターネットの記事検索で、委託先の名称で検索した結果を印刷して添付するという、今どきというか、古典的というか、あきれた手法です。
ずっと仕事をしていただいたエンジニアさんが居るのですが、その会社が分社化し、分社化した会社側に移動するというので、新規委託先に発注を考えなければいけない事態になりました。
会社名で、検索。
・・・・・まぁ、問題無いです。
代表取締役の名前で検索。
・・・・同姓同名がいろいろとHitします。
・・・・・・Facebook がHitしました。
どうやら、この会社の代表取締役の個人用のFacebookがHitしてしまったらしいです。
ポケモンGoにハマッているようです。
たくさんのポケモンゲットの記録が投稿がされていました。
何かいけないものを見てしまった気分です。そっと閉じておきましょう。
先日、その会社の代表取締役の方が、挨拶のために来社されました。
ポケモンGo!の話題をふるしかありません。
結果、とても親近感のある代表取締役さんとなってしまいました。
会社の代表取締役の方々へ、個人名を登録するFacebookは、ポケモンGo!なら、まだカワイイですが、見られて困る内容は投稿しないように注意しましょう。
いろいろな関係会社さんから検索されてしまうことがあります。