さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

退職のための職場からの私物回収で思ったこと

片づけ完了

今月、20年勤続した職場を退職します。

やっとこ先日、職場の机の片づけが完了しました。

(年末までは、有給休暇中の自宅で対応できるようにするためのPCは持ち帰りです。)

オフィス机の引き出しからは、20年前の入社当時から今までの資料類が出てきます。

なかなか貴重な資料類なので、捨てるのも惜しいのですが、持って帰るのも気が引けるので、どんどん廃棄しました。

打合せなどで利用したメモを記載したノート類も、捨てるタイミングが無くて、引き出しの中に数十冊と溜め込んでいた状態なのですが、こちらも廃棄です。

私物のキーボードや、マウス、USBカメラ、USBハブ、ヘッドセット等など、かき集めると、意外と荷物いっぱいになりました。持ち帰った機材に本体だけ用意すれば、自宅にも一式作れる状態です。

名刺って、捨てるべき?

一番扱いに困ったのは名刺

これは、個人の資産なのか、会社の資産なのか

会社の業務で、会社のお金で作業する中でいただいた名刺が大量にあります。

いろいろな国内、海外のソフトウェアベンダーの営業さんから担当の方までの名刺をもっています。業務が完了した後も情報交換を継続でさせていただいている担当者さんも多くいらっしゃいます。その関係性を構築してきたのは、私個人の実績として、持ち帰りして良いのかな。

そもそも会社で得た、業務経験やスキルって、廃棄不可能

基本的に会社の機密情報が記載された資料やデータの持ち出しは厳禁です。

しかし資料やデータは、私の頭の中には入ってしまっています。これを消去することはできませんので、これらは私の倫理感に委ねられる形で、私が口外しないことで守られえるということになります。

大量のノートも廃棄、資料も廃棄しましたが、再度紙に書きだすことが私はできてしまいます。

実に曖昧な世界ですよね。

20年もソフトウェア設計業務をしてくれば、いろいろな設計に対して、メリットや課題を実業務を通して、数多くのことを身をもって体験しています。業務において、その知識や経験は、新しいソフトウェアの設計を行う場合に活用されます。

もちろん退職後、類似する業務を行う場合でも、まったく異なる業務を行う場合においても、いままでの経験は活かせることが沢山あります。

はてさて、どこまでの範囲が機密なんでしょうね。難しいものですね。

 

そんなことを考えながら、大量の紙資料を廃棄する日でした。