さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

USB Audio DAC Fiio Q3 長期使用レビュー

結局、Fiio Q3で良いじゃん。

Fiio Q3 一年半使っていますが、あまり不満ありません。最近では、すっかり手放せないデバイスになっています。

最近の出張では、これが動かなくて悲しい思いをしていました。

www.inack.tokyo

 

今年の二月頃、私はスマートフォンを Xperia 5からXperia 5iiに変更をしました。その頃からQ3が接続できなくなってしまいました。

タイミングが悪かったです。スマートフォンを変えたタイミングで、Q3と接続できなくなったので、スマートフォン側の問題なのかとばかり思っていて、数か月悩み続けていました。

USB DACが繋がらなくても、とりあえず、Xperia 5と違って、Xperia 5iiにはAudio端子がついていますので、イヤフォンを直接刺して音楽が聴けます。

(それが欲しくて変更したのですが・・・)

そんな浮気心の影響か、USB DACのQ3をつないでも、一切反応しなくなってしまいました。

LDAC規格のBluetoothに対応したヘッドフォンも所有しています。

音楽聴こうと思えば、いろいろ手段はあるんですが、Q3経由で聴きなれてしまうと、なんか違うんですよね。

結局、Q3のような優秀なUSB DACと優秀なAMP回路と電源って、本当に大事。

 

AndroidではUSB DACというのは、正式にGoogleサポートが無い状態です。

最近の機種では、ほとんどの機種で動作していますので、基本的に心配はいりません。

しかし、正式にサポートが無いという状態は、OSが最新じゃなかったり、メーカーによって独自の動作をしていても、Android端末としてNGということにはならないのです。そのため、もしUSB DACをAndroid端末と接続して動作しなくても、Googleやスマートフォンメーカーのサポートは得られないことが多いという状況です。

 

で、やっと問題が解決したので、苦戦した日々をまとめてみました。

今は、Fiio Q3とXperia 5iiと接続した環境で音楽が再び聴くことができるようになりましたので、日々幸せな状況です。

やっぱりスマートフォンのAudio端子につないで聞こえてくる音よりも、各段に良い音がします。

残念なことにAmazonでの評価の数が少ないのですが、とても良い製品ですよ。

とりあえず、持ち運び可能なサイズで、現状ベスト製品だと思います。

 

Fiio Q3とAndoroidスマートフォンが接続できないときに確認すること

USB DACをAndroid端末と接続する際に確認すること

Android端末でUSB DACを使う上では、以下は注意しておきましょう。

  1. Android OSバージョンはできる限り最新にしましょう。12以降なら安心です。
  2. Androidの設定から、USBデバッグを有効にしておきましょう。
  3. 古いOS Versionで動作するために、独自にUSB Driverを導入しているAudio再生アプリがあります。Android 12以降で動作させるためには、Audio再生アプリの設定でUSB Host Driverを有効にするチェックをはずしておきましょう。
  4. 古いAndroid OS Versionでは設定に OTG項目が存在している場合があります。OTGを有効に設定しましょう。

上の対応で、だいたい繋がります。

それでもダメな場合は、Fiio Q3をリセットしてみましょう。(別の件でFiioさんに教えてもらった手順です。)

  1. Q3の電源を入れた状態で背面にあるGAINボタンを押し、緑色のランプを点灯させる。
  2. GAINボタンを12秒間ほど押したままにして、GAINの緑色のランプが一瞬消えたら手を離す。

Androidスマートフォンも念のため再起動してみましょう。両方リセットした後に再度接続してみる。

 

以下のFiioサポートページでは、一般的な接続手順を動画で説明されていますので、そちらも参考になると思います。

Q3 MQAサポートページ – Fiio Japan

サポートページ少しづつ情報増えてきてます(嬉)Fiioさん、これからも頑張ってください。

USB DACが繋がらないのは、Androidスマートフォン側の問題か?

それでもダメなら、スマートフォン側の破損か初期不良か、USB DAC機器側の問題かということになります。

自宅にスマートフォンが何台もある私のような環境であれば、ほかのスマートフォンにつないで試してみることができますが、一般的には一人一台だとは思いますので、友人などのスマートフォンに接続させてもらいましょう。

どちらのスマートフォンでも繋がらなければ、Q3側の問題ということになりそうです。

逆に、別のスマートフォンで接続できてしまうなら、Q3側は問題なしです。あらためてスマートフォン側の設定を見直してみましょう。インストールされているAudioアプリが悪さしていることもあり得ます。アプリ更新していみるとか、アプリ設定にUSBに関連しそうな項目が無いか、あらためて確認してみましょう。

 

これはONKYOのHF Playerの設定画面です。

以下のようなUSBの項目があるので注意必要です。他のハイレゾ対応アプリでも類似の項目が無いか確認してみてください。

AndroidスマートフォンとUSB DACが繋がらないのは、ケーブルの問題か??

充電ケーブルで普通に充電できるのか、PCとつないで接続できるのか試してみましょう。その際に安定しない症状がみられるのであれば、USB DACというよりも、USBそのものの問題の可能性があります。

USB端子の破損なども可能性が無いわけではありませんが、まずはUSB端子にホコリやゴミなどが付着していないか確認してみましょう。

 

そして、使用している USBケーブルの確認も重要です。

Fiio Q3などのUSB DACとAndroidスマートフォンと接続するためには、双方がUSB-C端子になっているOTGケーブルというものが必要です。

Fiio Q3の製品にも当然付属しているものです。普段充電に使っているケーブルとは違うものになりますので注意しましょう。付属のOTGケーブルに変換ケーブルやプラグを接続してもいけません。直接つないでください。

Fiioの付属のOTGケーブルは向きがあるようですので、スマートフォンからQ3に矢印が向かうように接続が必要のようです。またネットでは裏、表の向きによって接続できたという情報もあるようですので、試してみると良いかもしれません。

 

別のOTGケーブルが手に入るなら、ケーブル交換して試してみる。

(普通、複数OTGケーブル持っている人もいないかも、ここまで試してダメなら買いましょう。)

 

私は、他メーカーの製品ですが、iFi のOTGケーブルを接続して試してみました。

付属のケーブルと違って90度に曲がっているので、使い勝手が良いです。

付属のケーブルと違って、向きもありません。

解決です。解決しました。これまでの苦労は何だったのだろうか・・・。

従来通り、なんの問題もなく、Xperia 5ii (Android12)で、接続できました。

いやぁ、苦労した(涙

解決すれば、大した内容じゃないなんて、ありがちです。

 

私の所有する ATH-M50xBT2はBlutoothのLDACに対応しているので、音質はハイレゾです。

ATH-M50xBT2は、有線で Fiio Q3経由で接続することもできます。もちろんこちらもハイレゾです。

しかし、Bluetoothでつなぐより、あきらかに深見がある音になるのですよ。

音楽って、解像度(ハイレゾか否か)だけじゃないと思うのですが、不思議とあんまり語られませんね(謎

ほんと、違いを聴き比べてほしい。

 

LIVE TOUR 2015-2016"FOLLOW ME UP"FINAL at 中野サンプラザ

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