変な夢を観た。
私はどこかの大学施設にいました。
その校庭を歩いていると、人が5人から7人ほどが校庭の向こう側からこちらに向かって空中を移動しながら向かってくるのです。そして、私の目の前で着地したのです。
背中には何やら白い飛行機の尾翼的な機材を抱えていました。
それは、今開発中の実験機とのこと。
私は彼らに、その機材を使わせてほしいとお願いをしました。
彼らは、軽く了承してくれて、その機材を貸してくれました。
私は初めて空を飛びました。夢の中で空を飛ぶ経験は初めてです。
最初は慎重に操作をしましたが、ふわっと空中に浮かぶ感覚があって、1mから2m程上昇しました。慣れてきたところで、そのまま前進し、市街地を移動してみることにしました。
高さ的には3m程度での飛行をしていたので、信号機の少し上くらいの高さまでしか試していません。それ以上は怖くて上昇できませんでした。
しかし、それでも十分に飛行する感覚を得ることができたのです。
この体験に感動した私は、機材を返却しにいくのと、この感動と感謝の気持ちを伝えに
機材を貸してくれた研究室に向かいました。そこで研究室の偉い先生と会話している最中に目が覚めるのです。
もう、わけがわかりません。
今主流のプロペラ付きのドローンと異なる形状の羽の無いドローンが、人の移動できるところまで研究が進んでいたという事実に感動して、これからのドローンの主流は、この羽の無いドローンに置き換わると熱弁していたところで、目が覚めるのです。
このドローンの仕組みは、まったくわかりません。
しかし、このドローンの実用化に対する課題の方に興味がとてもありました。
特許は確保できているのか、抵触する特許はないのか?
生産コスト、一台あたりの部品コスト。それらを圧縮するためにできることはないのか
筐体の大きさや重さの改善できるところは無いのか、
この機材の耐久性等の課題は無いのか
メンテナンス性は良いのか
安全性の課題。使用時間や、バッテリー停止時の挙動がどのようになっているのか
そして、公道で一般の人間が利用できるようにするための課題。テスト時間、テストケース、従来の新規交通手段が公道運行するために求められる課題は明確になっているのか、
操作性や充電の使い勝手の課題改善は何か
速度や飛行時の高さ等の性能。
なんだか良くわからないことを聞きたくてたまらない気持ちに、目が冷めたあと悶々としてました。
本当に意味がわかりません。
夢の中で空を飛んだ(高さ3m程ですが)経験は初めてだったので、驚きました。
羽の無いドローンは、いったい、いつできあがるんですか?
まだ?
ちなみに私が観たドローンは、NTTドコモが研究しているヘリウムガスで浮遊する風船型でもなく、
映像投影でアドバルーンにも、進化したドコモの「羽根のないドローン」 - ケータイ Watch
プロペラの代わりに「サイクロローター」がついているものでもありませんでした。
普通のプロペラも翼もない“貨物ドローン”が配達!? ヤマトが研究成果を公表…画期的なフォルムの理由を聞いた | 文春オンライン
プロペラやローターのようなものが見当たらず、音もほぼ無音のものでした。
飛行機の羽やプロペラで物体が空中に浮かぶのは揚力の発生によるものです。
飛行機の羽の形状に揚力を与えるために、飛行機は前方に進む力を加えることで尾翼に揚力を与えますし、プロペラは回転することで、それぞれの羽から揚力を得る仕組みです。この揚力を何かしらの手段で与えることさえできれば、物体は空中に浮く力を得ることができるわけです。
しかし、今の時代、揚力を得る手段は、上記の2つのパターンしか確立していないのです。おかしな話だと思いませんか?
あの現在主流となっているブンブンうるさいドローンに取って代わるものを開発して、新しい移動手段にしましょう。
現行のプロペラ型にもメリットはあって、高速での移動や急制動などの動作に向いています。これによって、長距離の移動や、光る無数のドローンによるショーや、ドローンレース等に向いています。狭い場所での垂直移動が必要な環境での利用にも適しています。
しかし、現行のドローンの形状は、プロペラに依存しすぎています。プロペラは壊れやすいため、人の移動手段として安全性に欠けるのです。
人が空中を活用して簡単に移動できるようになれば、道の整備されていないところや山間部の移動、高さがある施設や丘への移動も容易になります。ロープーウェイやケーブルカーの施設は不要となります。市街地では、信号等も不要になり、河川なども気にせずに人の流れを自由に作ることができるようになるのです。
誰か、新しい手段を見つけてください。人やモノの移動手段として新しい世界をつくりましょう。
という夢の中で観た話です。