さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

ASUS Dual Redeon RX7600は激安CPUでも十分動くか試してみた

AMD Dual Redeon RX7600に挑戦

先日、なんとかマザーボードの交換を完了できた私は、念願のPCI Express4.0規格のグラフィックボードへの交換に挑むのでした。

 

購入した製品は、ASUS製 AMD Dual Redeon RX7600 です。

ASUS AMD Dual Radeon RX 7600 OC Edition 8GB GDDR6 / DUAL-RX7600-O8G-V2 国内正規代理店

このボードは、2024/2/15現在は、かなり安くなっていて、36531円で購入することができました。

残念ながら、上のLINK先は、2/18現在では在庫がなくなっておりますが、他店の情報としても、まだまだ同価格帯は狙えそうです。

AMD RX7600は、ミドルレンジクラスのGPUに分類されています。

AMD Radeon™ RX 7600

【Hothotレビュー】269ドルのミドルレンジGPU「Radeon RX 7600」登場。その実力を試す - PC Watch

まだまだ、これよりも性能の良いGPUはありますが、価格も10万円を超えていきます。

今まで利用してきた、NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti というグラフィックカードも、数年前までは、ミドルレンジクラスにぎりぎり入るものでしたが、今となっては下の下。昨今のPCゲームは一切動作しません。

今回のRX7600 は、GTX1050 の5倍以上の性能があります。

そして、ハマる。

早速、開封して、今まで使ってきた GTX 1050 Tiを外して、RX7600を取り付けます。

そして、PCI Express電源 8pin(6+2)を接続して、取り付け完了です。

電源ON

ASUSマザーボード上のQ-LEDが白く激しく輝きます。

マザーボードのSPEAKER端子に取り付けた小さなスピーカーから、「ピー、ピ、ピ、ピ」という聞きなれない音が鳴っています。

グラフィックカード上は、赤いLEDが点灯しています。

悪夢の始まりです。

 

Q-LEDというのは、マザーボード上についているもので、システムの起動時に問題が発生すると光って教えてくれるものです。

[マザーボード] Q-LEDインジケーターでマザーボードのトラブルシューティングを実施する方法 | サポート 公式 | ASUS 日本

赤く光るとCPU、黄色く光るとメモリの問題。白く光ると、グラフィックカードが未検出というエラーになります。

そして、エラー警告音の「長音1回、短音3回」のビープ音は、同じくグラフィックカードに異常が検出されたことを意味しています。

[マザーボード] モニター表示の問題をトラブルシューティングするためにブザーを使用する方法 | サポート 公式 | ASUS 日本

 

PCI Express 4.0規格のマザーボードですので、規格上対応していることは間違いありません。

やったこと

  • グラフィックカードを挿しなおしてみる。
  • PCI Express電源がしっかりと挿しこまれているかを再確認。
  • PCI Expressケーブルが、ATX電源にしっかりと接続できているかを再確認。
  • グラフィックカードとディスプレイの間のDisplay Portケーブルがしっかりと接続できているのかを確認。
  • マザーボードのBIOSが最新になっているかを確認
  • 電源容量に問題がないかを確認。

BIOSについては、マザーボードのホームページを型番で検索すれば、大抵でてきます。

今回の TUF GAMING B550であれば、以下です。

TUF GAMING B550M-PLUS|マザーボード|ASUS 日本

電源容量については、ASUSであれば、以下のように「推奨PSU 550W」と記載されていることが確認できます。

ASUS Dual Radeon™ RX 7600 OC Edition 8GB GDDR6 | Graphics Card| ASUS Global - スペック

私の利用しているATX電源は、Antec NEO550GOLDですので、電源容量も問題なさそうです。

 

さてさて、何をしたところで、電源を入れる度に、Q-LEDは白く輝くのみです。

もとのグラフィックカードに刺しなおすと、すんなり起動するのです。

困ったものです。

解決しました。無事起動しました。

先日、マザーボードの交換の際に、確認していたATXの電源

NeoECO GOLD | 株式会社リンクスインターナショナル

こいつには、ATX電源の規格Versionが記載されていなかったことが気になっていました。

しかし、550W電源です。PCI Express電源の端子もあります。さらにGOLD Specです。大丈夫だと思っていたのですが、思いつくネタはコレしかありません。

朝一で、ヨドバシカメラに行って、買ってきました。

玄人志向のATX電源買いました。

KRPW-GK750W/90+ | 80PLUS GOLD取得 ATX電源 750W(プラグインタイプ) | 玄人志向

玄人志向の電源には、同じ750W GOLDに、KRPW-GA750Wというものもあります。

KRPW-GA750W/90+ | KRPW-GA750W/90+ | 玄人志向 80PLUS GOLD ゲーミングPC向け ATX電源 750W | 玄人志向

KRPW-GA750Wの方が、実際店頭価格も少し高く、ホームページでの説明も気合が入っています。箱も高級感が少しあります。しかし、ATX12V Ver.2.4 の記載が一切ありません。ここはGK750を選択です。

本当に一体何が違うのでしょう・・・。わかりません。

 

マザーボードから張り巡らされている電源ケーブルを全て外して、新しい電源ユニットから全部接続しなおします。

こんなことで、なんとかなるとはちっとも思っていませんでした。

 

しかし、起動しました。

Q-LEDが白く光ることもなく、エラービープも鳴らず、グラフィックカード上の赤いLEDが点灯することもありません。

普通に動作しやがりました。なんてこったい。

あぁ。やっと3DMarkも普通に動作するPCになりました。

ありがたい。

しかし、予想外の出費になってしまいました。orz

皆さんも新しいパーツ入れ替えの際は、電源疑ってみましょう。

 

うーん、やっぱり高い。

ゲームするだけならPlaystation5買った方が良いんじゃないかと思える価格です。

それでもPCでしかできないことに挑戦しようと考えている方へは、お勧めです。

次は、CPUですね。今は全然困ってないので、そのうち・・・・