先週末に、うちの猫さんが亡くなりました。
前々から腫瘍ができていて、動物病院でみてもらったら悪性のリンパ腫瘍なので、体中に転移するので、治りませんと言われてしまっていました。
9月の初め頃は、一切食事を取らなくなってしまったので、注射器に液状の餌を入れて、頑張って口に入れてあげるようなことをしていました。3週間くらい、その状態が続いていたのですが、さすがに無理やり口の中に食べ物を入れられるのが嫌になったのか、自分で歩いて食事を摂る程に回復してくれていました。
しかし、それでも体はやせ細ってしまっていて、ガリガリの状態でした。寝床から、餌のあるところまで数メートルなのですが、歩いて、休んで、歩いて、休んでを繰り返しながら、やっと辿り着いて、ご飯を少し食べて、休んで、また少し食べてと頑張っていました。
先週から、寒くなってきたからなのか、普段は来ない私の布団のところで寝るようになりました。
金曜日の朝、布団に辿り着けずに冷たい床の上に居て寒そうだったので、私の布団に入れてあげました。私は仕事だったので、私の枕も貸してあげて、布団かけて寝かせていたところでした。ケホッと声を上げたと思ったら、息を引き取っていました。
急なんですよね。
さっきまで一緒に布団で寝てたのに、抱き上げても動きもしないんです。
抱いていると、どんどん冷たくなっていくのです。
もう、何度思い出しても悲しくなります。
11年と1か月生きた猫
下の息子が10歳のときに、妻の職場の友人から貰い受けた猫さんです。息子さんも一緒に大きくなって、20歳を超えました。本当に一緒に元気に大きく育ってくれました。
最初に撮影した、もらってきたときの写真です。
兄弟は皆白いのですが、一匹だけ黒いのです。うちの子が真ん中の黒い猫です。
そして、うちの子が乗っかっているのが、母猫の背中です。
兄弟の中で唯一の黒猫で、9月6日の生まれということもあって、「クロ」という名前になりました。
生後1か月の頃の子猫時代。ちょーかわいい
そこからスクスクと育っていきます。スクスクっていう感じの笑顔で寝てます。
それから、十年経って、すっかり大人の女性になりました。
美しい、凛々しい猫さんです。
なかなか、うちの猫よりも美人な猫は居ないと思ってます。
本当に自慢の猫さんでした。
猫の火葬
金曜日は、ペットを火葬場へ連れて行く手続きをして、土曜日に火葬場へ行ってきました。
板橋にある戸田火葬場に行きました。
本当に丁寧に扱ってくれて、骨拾って綺麗な骨壷に納めてくれます。
うちの妻は、子供が学校に行っている間、私が仕事に行っている間も、猫と一緒に居たので、私よりも辛いのだとは思います。
私は無宗教ですが、しっかりと弔ってあげる行事っていうのは、故猫のためにも、飼い主のためにも大事なことなんだなと実感しました。
安らかに pic.twitter.com/mhr6e2d2nb
— あいなっく (@satesoroinackn1) 2021年10月15日