さてさて、そろそろ何か始めないとな

さいたま市のソフトウェアエンジニアのブログ

ただ単純にアニメを紹介するシリーズ『蜘蛛ですが、なにか?』

突然ですが、ただ単純にアニメを紹介するシリーズです。

kumo-anime.com

小説家になろう』にて連載された小説を元に2015年単行本化され2021年アニメ化れたものです。

女子高生の主人公が、何故かある日突然蜘蛛に転生してしまうところから物語が始まります。

「転生もの」と言われるほど確立されたシリーズですが、人では無く「蜘蛛」に転生してしまうあたりが他と一線を画しています。

ストーリー的には、卵から産まれた「蜘蛛」が、変なバイタリティでどんどん成長していくのが非常に面白いところです。

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私は原作はほんの少ししか読んでいませんので、アニメからのみの情報になりますが、非常に複雑なストーリーになっています。「蜘蛛」に転生してしまった主人公以外の他のクラスメイトもまとめて同じ異世界に転生してしまっているのですが、他はちゃんと?人間に転生しています。何故こんなことになってしまったのか謎は多いです。とても気になります。

しかし、主人公はそんな細かいことは気にせずに、必死に生き抜いていく姿。その中でどんどん成長していく姿が素晴らしいです。

全体的に、作画や音楽、展開と、どれをとっても素晴らしい作り込みを感じるものです。

特に12話の地龍アラバとの戦いまでが、もう訳分からんレベル’の激しいバトルの連続。

複雑に定義されたスキル使いまくり。見ている方は、理解追いつかないレベル。見ものです。

小説家になろうのサイトにある原作を読んでみましたが、あの文章からアニメを構成して、ここまでのクオリティに仕上げてしまうというのが、本当に凄いことだと思います。原作ではここまで蜘蛛子一匹がひたすら喋り続けるキャラクター設定にはなっていないような気がします。アニメ制作陣の根性に脱帽です。

 

そして、やっぱり、このアニメの一番すごいところは、主人公の声優さんの頑張りです。

一話30分ですが、主人公の「蜘蛛」がひたすら独り言を時間いっぱいつぶやきます。叫びます。

ほぼ、声優の悠木碧さんで構成されたアニメです。放送時間の90%程度は、主人公の独り言で終わる感じです。

おそらく文字起こししたら、相当な文字数。

ここまで一人の声優に頼り切ったアニメは、なかなか珍しいと思います。過去にあまり記憶がありません。そんな無茶をやりきる声優 悠木碧さんが素晴らしいです。

彼女の代表作は、蜘蛛では無く、「魔法少女まどか☆マギカ」です。主人公の鹿目まどか役です。

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シンフォギアの主人公 立花響役でもあります。

 

 

ほかも凄いキャラクターばかりです。この動画で、いい感じにまとめてありました。

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きっと、あなたの好きなキャラもあるはず。

イーブイです。タツマキです。ディアンヌです。ターニャです。けど、結局中身は「蜘蛛」なのです。そんな素晴らしいキャラクター達の中身の声が堪能できるアニメが「蜘蛛ですが、なにか?」です。

 

もう少し評価されても良いはずのアニメですが、なんでだろう。

どれくらい声優任せなアニメか気になった方は、ぜひアニメを見てほしい。

ストーリーも良いですよ。ただストーリ複雑すぎて、アニメでは回収しないまま終わってしまいました。

2023年10月現在、Netflix、Hulu、Prime Videoで観ることができます。

・・・・非常に続きが気になります。続きは小説で?

 

アニメを見終わると、この蜘蛛のぬいぐるみが愛らしく感じてしまうはずです。

蜘蛛なのに

DVDもBluerayも発売されています。

気になった方は、買っちゃってください。

そして、続編作成を願いましょう。